世の中には様々なダイエット方法があるが、なかには“オレ流”のダイエット法を実践し、おかしなことになってしまうケースも。東京都在住の女性Aさん(42才)は結婚14年目。建設会社に勤務する夫(49才)が、なんともありえない方法でダイエットに挑んだというが…。
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メタボで高血圧で高血糖の夫が、一大決心してジムに通い出した。でも、「おれはビールだけは絶対にやめられないから、それ以外の方法でやせてみせる」って。
今までトースト3枚食べていた朝食は、水分だけに。ランチは鳥のささみと野菜中心のお弁当。お腹が減った時にはナッツを手のひらにのるぶんだけ食べるんだって。
そして会社帰りにジムで筋トレして帰宅してお風呂から上がったら、きゅうりの漬け物と冷奴をつまみに、飲むわ飲むわ。500mlの缶ビールをキュ~ッ、くぁ~っと5本。
私が「絶対に体によくない」と止めると、「自分の体は自分がわかってる。余計な口出し、するなッ」と激怒。その翌日よ。
会社の健康診断で、「栄養失調です。どんな食生活しているんですか?」と言われたんだって。おまけに1か月続けたのに、87kgが85kgになっただけ。
それでも、「おかしいなぁ。ビールにだって栄養はあるはずだろ?」って、まだ言ってるのよ。バカは死ななきゃ治らないって言うけど、うちの夫は“バカ”という病なんだと思う。
※女性セブン2016年9月8日号