年内解散が決定したSMAPに、思わぬ新展開が囁かれている。その火元は、元女性マネージャーI氏の“再就職先”だという。
I氏はデビュー当時からSMAPを担当し、“育ての親”とも言われてきたが、メンバーと共に企てた「独立」が失敗し、ジャニーズ事務所を退社。それが今回の解散劇の原因になったと言われている。
退社後に芸能界を離れたI氏が現在、中国系企業Aで社のPR業務に関わっていることが様々な憶測を呼んでいる。A社は免税店などを経営し、中国人観光客相手のビジネスで急成長を遂げたことで知られる。A社関係者が言う。
「IさんはA社の社長夫婦と仲が良く、以前から中国人観光客に向けたプロモーション活動に協力していた縁もあり、仕事を共にするようになったようです。
実はA社では昨年春、新規事業を立ち上げる際に香取慎吾君をイメージキャラクターに起用するというプランが持ち上がりました。当時ジャニーズ事務所にいたIさんの尽力によるもので、実現しませんでしたが、会社の幹部は“Iさんに頼めば、ノーギャラでいけます”と言っていたようです」
A社はI氏との業務関係を「事実ではない」と否定するが、この関係者はこう続ける。
「A社には“社長直轄の特別業務”があるんです。会社に大きな利益をもたらす人たちのプロジェクトで、Iさんもそれを担うと聞いています。
SMAPは中国や台湾でも人気です。解散後、事務所も辞めるようなことになれば、Iさんのコネクションで“中国で新生SMAP再始動”なんてことがあるかもしれない。さすがに独立騒動で事務所側に付いたキムタク(木村拓哉)は無理だと思いますが、香取君ら他の4人は今もIさんに恩義を感じていますから」
SMAPまで“爆買い”されてしまうのか。
※週刊ポスト2016年9月9日号