ライフ

ポケモンGOに夢中の72才男性が徘徊老人と間違われる

 おじいちゃん、おばあちゃんにとって、孫ほどかわいいものはないというが、なかにはそうではないケースもある。愛知県の専業主婦Aさん(65才)の夫は、日頃から孫と戦っているという。Aさんが告白する。

 * * *
●かわいい孫に乱暴する愛し下手すぎる夫

 孫がかわいくて目の中に入れても痛くないと言うでしょう? うちの主人(67才)も気持ちはそうなんですけどねぇ。

 相性が合わないのか10才の孫娘とは敵同士みたい。朝起きた時からけんか腰で、「いつまで顔洗ってんだ。お前の顔なんかいくら洗ったってきれいにならねえんだから、どけどけ」ってこうですよ。

 悔し紛れに孫娘が主人に蹴りを入れると、主人も負けじとゲンコツ。67才の男が10才の女の子相手に、怒鳴り合いしているなんて考えられますか?

 この間は、間違えて孫娘の腕にひっかき傷をつくっちゃったんです。あんまりだから、「どこがそんなに憎いんですか」と怒ったらシューンとして、「いちばんかわいい」って言うんです。

「でもあの子はあなたが嫌いだと思うわ」と言うと、「そうか」と絶句。バカですよねぇ。

 * * *
 スマホプリ『ポケモンGO』は、老若男女に大人気。埼玉県在住の女性Bさん(70才)の夫も、ハマっているというが、ご近所さんからは心配の声も…。Bさんが告白する。

 * * *
●『ポケモンGO』に夢中 徘徊老人と間違われ夫

 囲碁も将棋も麻雀もしたことがない。「そんなことをして何になる」と、世の中のゲームというゲームをバカにしていた夫(72才)。

 高校生の孫にスマホを買わされ、「何をするんだ?」と聞いて、ポケモンGOをちょっといじったんだって。いつの間にか自分もスマホを買って、孫とLINE仲間になり、『ポケモンGO』を始めてたの。

 ポケモンのために電車に乗って出かけて行って、この間は炎天下、10キロも歩いて帰って来た。私が脱水症状を心配すると、「孫に教わったマクドに寄ってきた」だって。

 ほんと、恐ろしいねぇ。本人はすっかり若返ったつもりでいるけど、近所の年寄り仲間は、ひとりでうろつく夫を、「大丈夫ですか?」って。口にこそ出さないけど、ボケて“徘徊”していると思っているんですよ。

 ほんとのところ、どっちなんだか、わからないけどねぇ。

※女性セブン2016年9月8日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン