芸能

『真田丸』吉田羊 役名間違えて土下座した大泉洋の秘話語る

夫・信幸役の大泉洋との共演シーン

 豊臣秀吉という天下人の死により、真田親子の運命が大きく揺らいだ――。いよいよ親子が敵味方にわかれる関ヶ原の戦いが近づき、盛り上がりを見せるNHK大河ドラマ『真田丸』。この戦いの最中、女性ならではの機転や豪傑さを見せるのが、真田信幸の妻・稲(小松姫)だ。稲を演じる吉田羊が、夫役の大泉洋とのコミカルなやりとりや、主演・堺雅人絡みのちょっと意外なエピソードを語った。

――稲役のオファーが来たときの感想は?

吉田:三谷(幸喜)さんから直々に連絡をいただいて、稲がどんな人物か、家系図のような感じで詳しく教えてくださったんです。私は『真田丸』で大河ドラマは3回目ですけど、これだけ長い人生を演じるのは初めてなので、やっとこういう役をやれるなという嬉しさがありました。

 一緒にお仕事をしたことがある三谷さんだからこそ楽しみでしたし、三谷さんは基本的に当て書きなので、吉田だったらこういう風に演じるんじゃないかという思いで書いて下さると思ったので、その安心感も大きかったです。

――三谷さんのこれまでの脚本の印象は?

吉田:基本は役者のことをすごく大事にしてくださっていて、愛してくださっているなという印象です。でも、三谷さんの頭の中にその役ができ上がっているので、その通りにやってもつまらない。そこを超えていきたいという思いが、俳優としてはあるんです。

 三谷さんの脚本は、書かれているものをそのまま演じれば、間違いなく面白いんです。だけど、それで終わるわけにはいかないというか。俳優としての想像力、演技力が鍛えられる作家さんだなと感じます。

 今回の『真田丸』に関しては笑いの要素は少なめではありますが、三谷さんはコメディを得意とする方ですよね。戦物語の中でもクスッと笑わせたいという意図の見えるシーンもあります。そうであれば演じる方も、三谷さんを笑わせたいという思いがわくわけです。

――三谷さんのイメージ通りではつまらないというところで、なにか手ごたえは?

関連記事

トピックス

事業仕分けで蓮舫行政刷新担当大臣(当時)と親しげに会話する玉木氏(2010年10月撮影:小川裕夫)
《キョロ充からリア充へ?》玉木雄一郎代表、国民民主党躍進の背景に「なぜか目立つところにいる天性の才能」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
田村容疑者のSNSのカバー画像
《目玉が入ったビンへの言葉がカギに》田村瑠奈の母・浩子被告、眼球見せられ「すごいね。」に有罪判決、裁判長が諭した“母親としての在り方”【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
アメリカから帰国後した白井秀征容疑(時事通信フォト)
「ガイコツが真っ黒こげで…こんな残虐なこと、人間じゃない」岡崎彩咲陽さんの遺体にあった“異常な形跡”と白井秀征容疑者が母親と交わした“不穏なメッセージ” 〈押し入れ開けた?〉【川崎ストーカー死体遺棄】
NEWSポストセブン
赤西と元妻・黒木メイサ
《赤西仁と広瀬アリスの左手薬指にペアリング》沈黙の黒木メイサと電撃離婚から約1年半、元妻がSNSで吐露していた「哺乳瓶洗いながら泣いた」過去
NEWSポストセブン
元交際相手の白井秀征容疑者からはおびただしい数の着信が_(本人SNS/親族提供)
《川崎ストーカー死体遺棄》「おばちゃん、ヒデが家の近くにいるから怖い。すぐに来て」20歳被害女性の親族が証言する白井秀征容疑者(27)の“あまりに執念深いストーカー行為”
NEWSポストセブン
前回のヒジ手術の時と全く異なる事情とは(時事通信フォト)
大谷翔平、ドジャース先発陣故障者続出で急かされる「二刀流復活」への懸念 投手としてじっくり調整する機会を喪失、打撃への影響を危ぶむ声も
週刊ポスト
単独公務が増えている愛子さま(2025年5月、東京・新宿区。撮影/JMPA)
【雅子さまの背中を追いかけて単独公務が増加中】愛子さまが万博訪問“詳細な日程の公開”は異例 集客につなげたい主催者側の思惑か
女性セブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン
連日お泊まりが報じられた赤西仁と広瀬アリス
《広瀬アリスと交際発覚》赤西仁の隠さないデートに“今は彼に夢中” 交際後にカップルで匂わせ投稿か
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《離婚するかも…と田中圭は憔悴した様子》永野芽郁との不倫疑惑に元タレント妻は“もう限界”で堪忍袋の緒が切れた
NEWSポストセブン
成田市のアパートからアマンダさんの痛いが発見された(本人インスタグラムより)
《“日本愛”投稿した翌日に…》ブラジル人女性(30)が成田空港近くのアパートで遺体で発見、近隣住民が目撃していた“度重なる警察沙汰”「よくパトカーが来ていた」
NEWSポストセブン