芸能

ジャニーズの芸能人妻たち ファン代表の森光子にも挨拶した

木村拓哉の妻として解散騒動で注目を集めた工藤静香

 SMAP解散宣言以降、逆風が吹いている木村拓哉・工藤静香夫婦。解散には静香が関与したとの声もあり、トップアイドルの妻の厳しさを静香は今、改めて感じているのかもしれない。

「以前、香取くんが『アイドルの結婚は難しい。すべての人に認められる相手じゃないといけないから』とこぼしたことがありました。“すべての人”とは、ファンはもちろんのこと、事務所やグループの他のメンバーのことも指していたようです」(芸能関係者)

 アイドルが結婚すると異性のファンが離れる可能性は否定できず、事務所にとっては明らかにリスクだ。逆にいえば、アイドルの結婚には事務所の理解が欠かせない。

 ジャニーズで結婚後の道を初めて切り開いたのは、1994年6月に結婚した近藤真彦(52才)だった。

「マッチ夫婦がメリー喜多川副社長の理解を得たことが大きかった。妻の出産に仕事で駆けつけられなかったマッチに代わってメリーさんが立ち会い、『生まれたわよ』とマッチに報告したほど。彼の結婚が経営陣に認められたことで、後輩たちの結婚にも道ができました」(別の芸能関係者)

 とはいえ、近藤の妻は芸能人ではない。2000年12月、人気絶頂の木村が、誰もが知る静香と結婚。事務所としては認めるわけにはいかなかった。

「静香さんはメリー副社長のもとに足を運び、時間をかけて説得。最初は反対していたメリーさんもいつしか家族同然のつきあいにまでなったんです」(前出・別の芸能関係者)

 その後、2007年にイノッチこと井ノ原快彦(40才)が瀬戸朝香(39才)と、2010年に東山紀之(49才)が木村佳乃(40才)と結婚。

「彼女たちも必要以上にテレビで夫や家族を感じさせる言動はしません。事務所とのつきあいはもちろん、結婚時には両夫婦とも、ジャニーズの“ファン代表”だった森光子さん(享年92)へ挨拶もしました。

 夫の年齢やファン層もありますが、最近、佳乃さんはドラマやバラエティーでも活躍し、ジャニーズの妻がここまで来たかと話題になっています」(前出・芸能関係者)

 だが、静香だけは特別だった。結婚後、ほとんど芸能活動を休止していた静香だが、本人もスターゆえに人一倍気を使わなければならなかった。

「静香さんは1990年代に爆発的な人気を誇ったアーティストです。そんな静香さんに木村さんが憧れて交際が始まりました。木村さんがいくら大物でも、静香さんには夫の影に隠れきれない存在感があることは、誰もが認めるところでしょう」(前出・芸能関係者)

 夫の仕事に配慮し、事務所との関係を大切にするのは、家庭を持つ妻として、母として当然のことだ。それでも批判を免れないのだから、トップアイドルの妻は難しい。

「イノッチは実は、V6のメンバーによく奥さんの話をするんです。自分の妻として認めてほしい、理解してほしいという思いがあるのでしょう。

 木村さんと静香さんの夫婦は他のメンバーとの交流を一切持たなかった。そのことが、今となっては悔やまれます」(前出・別の芸能関係者)

 解散まであと残された時間は4か月しかない。

※女性セブン2016年9月15日号

関連記事

トピックス

田中圭と15歳年下の永野芽郁が“手つなぎ&お泊まり”報道がSNSで大きな話題に
《不倫報道・2人の距離感》永野芽郁、田中圭は「寝癖がヒドい」…語っていた意味深長な“毎朝のやりとり” 初共演時の親密さに再び注目集まる
NEWSポストセブン
春の園遊会に参加された天皇皇后両陛下(2025年4月、東京・港区。撮影/JMPA)
《春の園遊会ファッション》皇后雅子さま、選択率高めのイエロー系の着物をワントーンで着こなし落ち着いた雰囲気に 
NEWSポストセブン
現在はアメリカで生活する元皇族の小室眞子さん(時事通信フォト)
《ゆったりすぎコートで話題》小室眞子さんに「マタニティコーデ?」との声 アメリカでの出産事情と“かかるお金”、そして“産後ケア”は…
NEWSポストセブン
週刊ポストに初登場した古畑奈和
【インタビュー】朝ドラ女優・古畑奈和が魅せた“大人すぎるグラビア”の舞台裏「きゅうりは生でいっちゃいます」
NEWSポストセブン
逮捕された元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告(過去の公式サイトより)
「同僚に薬物混入」で逮捕・起訴された琉球放送の元女性アナウンサー、公式ブログで綴っていた“ポエム”の内容
週刊ポスト
まさに土俵際(写真/JMPA)
「退職報道」の裏で元・白鵬を悩ませる資金繰り難 タニマチは離れ、日本橋の一等地150坪も塩漬け状態で「固定資産税と金利を払い続けることに」
週刊ポスト
2022年、公安部時代の増田美希子氏。(共同)
「警察庁で目を惹く華やかな “えんじ色ワンピ”で執務」増田美希子警視長(47)の知人らが証言する“本当の評判”と“高校時代ハイスペの萌芽”《福井県警本部長に内定》
NEWSポストセブン
ショーンK氏
《信頼関係があったメディアにも全部手のひらを返されて》ショーンKとの一問一答「もっとメディアに出たいと思ったことは一度もない」「僕はサンドバック状態ですから」
NEWSポストセブン
悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
奈良公園と観光客が戯れる様子を投稿したショート動画が物議に(TikTokより、現在は削除ずみ)
《シカに目がいかない》奈良公園で女性観光客がしゃがむ姿などをアップ…投稿内容に物議「露出系とは違う」「無断公開では」
NEWSポストセブン
長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン