世界20か国でオープニング興行成績No.1を記録したハリウッドの超大作映画『キング・オブ・エジプト』が、いよいよ日本上陸。神話の神々と人間が共存する古代エジプトを舞台に、王座を奪還すべく神と盗賊の青年ベックが壮大な冒険を繰り広げる。
息をのむスペクタクル巨編で主人公ベックの吹き替えを担当したのは、声優初挑戦となるKis-My-Ft2玉森裕太(26才)。
「世界的な大作ですごくいい経験をさせていただきました。でもプレッシャーは感じなかった。普段からあまり気構えず、さらっと挑戦してしまうタイプなんです」
勇敢な主人公らしく、頼もしい答え。とはいえアクションシーンには、苦労もあったのだとか。
「トラップをかわすスリル満点のシーンや戦闘など、1つ1つ違うリアクションが求められる。同じ印象にならないよう、実際に体も動かしながら意識しました」
愛する恋人・ザヤが囚われの身となり、彼女を救うために難敵へ立ち向かうベック。だが恋人救出と王座奪還に必要不可欠な〈神の眼〉は、鉄壁の神殿の中に…。
「眼を盗むなんてムリだと弱音を吐くベックが、ザヤに『でもそういうムリなことができる人もいるでしょう?』と言われて頑張る姿がほほえましくもたくましくもあった。でも、おれがベックなら『ムリムリムリ、危ないです』って即却下しちゃいそう(笑い)。
だけどやっぱり、大切な人のためだったら陰で頑張っちゃうのかなぁ。恋愛や支えてくれる家族の存在はモチベーションを上げる原動力になる。ふと『頑張ってるね』『あれうれしかったよ!』なんて言ってもらえたらおれ、デレデレしちゃいますね。『ありがとぉ~♪』って」
気持ちは受け取るばかりではなく、自分からも発信する。
「手紙だと気持ちも伝えやすいので、母の誕生日にはプレゼントにカードを添えます。つい『ちゃんと使えよ』『かわいい息子より』なんて、ちょっと生意気なことを書いちゃったりもしますけど(笑い)、相手に想いを伝える機会は大切にしたいなって思っています」
※女性セブン2016年9月22日号