韓国人気グループ『SUPER JUNIOR』の“兄さん”ことイェソン(32才)が、俳優として初めて本格的に取り組んだ作品が、この秋日本で初放送を迎える。日本でのソロ活動もスタートし、ますます勢いに乗るイェソンの、ソウル撮り下ろしインタビューが実現した。
初ドラマ、初ソロライブ、日本初ソロシングル、日本映画初主演と、この秋は初めてづくしのイェソン。2015年の除隊以来、精力的に活動し、「演技はずっと前から切望していた」と語るイェソンが、初出演ドラマとして選んだのは、韓国社会の闇を“錐(きり)”のようにえぐる社会派ドラマだった。そのタイトルは『錐』。
「原作のウェブ漫画のファンだったので、お話をいただいた時に絶対にやりたいと思ったんです。ファンタジー要素のあるドラマが多い中、このドラマはリアリティーが追求されているのが見どころです。ちょうどソロアルバムを準備する時期だったのですが、それを延期してまでこの作品を選びました。『歌だけ歌ってきたやつが、なんでわざわざこういう難しい作品に出演することになったのか』という声をたくさん聞いたので、なおさらSUPER JUNIORのイェソンではなく、『錐』のファン・ジュンチョルにならないといけないと感じました」
日本でのソロ活動も始まり、今年の秋はとても忙しくなりそうだが…。
「日本のツアーは、6月に韓国で行ったものとは全く違います。韓国のコンサートの評判もよかったのですが、それよりさらにいいものになりそうで楽しみです。日本のファンのかたは長く応援する傾向があると聞いていたのですが、先週衝撃的な事実がわかりました! 入隊前はメンバーの中での人気が1位だと聞いていたのですが、今は3位だと…。結論は、日本のファンの心も変わる。だからぼくはもっともっと一生懸命やりますよ~(笑い)」
『錐』は全12話。『アジアドラマチックTV』にて10月16日13時半より放送開始。
撮影/Choi Jae Sik
※女性セブン2016年9月22日号