9月17日より公開中の映画『怒り』(李相日監督)。主演の渡辺謙を筆頭に、松山ケンイチ、森山未來、宮崎あおい、広瀬すずなど、豪華キャストが共演することでも注目を集めているが、映画公開前から一部の「腐女子」たちの間でも大きな話題を呼んでいたのだという。
腐女子とは、男性同士の恋愛、友情(BL=ボーイズラブ)に“萌える”女子のこと。彼女たちが特に注目しているのは、同作に出演している妻夫木聡と綾野剛なのだとか。自称・貴腐人(※年齢の高い腐女子)という女性Aさん(33歳)が語る。
「妻夫木さんと綾野さんは、本作で同性カップルを演じています。数か月前から劇場で公開されていた予告編では、2人の濃厚なラブシーンが映し出され、密かに話題を呼んでいたのです。
腐女子仲間からは、LINEのグループで『9月にヤバイ作品が公開される』と連絡がきて、『みんなで初日に観に行こう!』『剛たん、役作りのために妻夫木と共同生活してたらしい。俺得案件!』などと盛り上がっていました」(Aさん)
また、別の自称・腐女子Bさん(29歳)によると、とくに腐女子を喜ばせているのは綾野の「あざと可愛い発言」の数々だという。
「綾野さんは、完全に確信犯。たとえば普段から仲の良い山田孝之さんを独占するような発言をするなど、自分がもっとも女性から『萌えられる』見せ方をわかっているんです。もし天然だとしたら、1000年に1人の逸材というレベル(笑い)
今回の『怒り』でもそうです。スクリーンの外でも妻夫木さんと共同生活を送ってみたり、記者会見でもあえて『イチャイチャするのやめます』と発言したりしています。妻夫木とマイコの結婚を受けて、個人的に妻夫木に『マイコちゃん男だったら大丈夫だよね。浮気じゃないもんね、男の方はオレってことで』とも連絡をしたそうです。
こんなの腐女子が悶絶するに決まってるじゃないですか! こういう『あざと可愛い』綾野さんの魅力に取り憑かれた腐女子は少なくないですよ」(Bさん)
腐女子から絶大な支持を集めている綾野剛。そんな彼の「あざと可愛いさ」も、映画のプロモーションにもつながっているのかもしれない。