ライフ

モーニングサービス 元祖は名古屋でなく広島との主張も

モーニングサービス発祥の地は

 カープ優勝に沸く広島。並々ならぬ「地元愛」はよその地方の人にすれば、「排他的」ともとられる。

 カープがらみでは、川口和久、江藤智、金本知憲らカープを去る選手が多い中、めずらしく有名選手でカープにきた石井琢朗は最高ともてはやされる。一方、広島出身ながらドラフトで巨人を逆指名した二岡智弘は「非県民」と手厳しい。

「誰もが『カープに入るだろう』と思っていたのに、よりによって巨人を逆指名して広島ファンの怒りを買い、『銭岡』と呼ばれて目の敵になった」(『広島人あるある』著者でノンフィクションライターの幸部辰哉氏)

 家電量販店はヤマダ電機よりも、地元のデオデオだ。

「2012年秋にデオデオからエディオンに店名が統一されたが、いまも親しみを込めて広島人はデオデオと呼ぶ。市内中心部ではヤマダ電機など大手家電量販店が競合していますが、デオデオで買う人が多い」(同前)

 地元食に対するプライドが高いのも県民の特徴だ。

 やはり代表的なのはお好み焼き。山盛りのキャベツにそば、うどんなどの麺類を合わせるのが基本だが、お好み焼きを「広島風」と呼ぶことは断じて許さない。

 いまや、「がばいばあちゃん」で“佐賀の人”イメージが強いが、「もみじ饅頭」のギャグで知られるタレント・島田洋七も広島出身だ。そんな彼はこう憤る。

「『広島風』という言葉には、“本物”じゃなくて、“似せている”というイメージがあるので許せない」

関連記事

トピックス

『マモ』の愛称で知られる声優・宮野真守。「劇団ひまわり」が6月8日、退団を伝えた(本人SNSより)
《誕生日に発表》俳優・宮野真守が30年以上在籍の「劇団ひまわり」を退団、運営が契約満了伝える
NEWSポストセブン
清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン
貴乃花は“令和の新横綱”大の里をどう見ているのか(撮影/五十嵐美弥)
「まだまだ伸びしろがある」…平成の大横綱・貴乃花が“令和の新横綱”大の里を語る 「簡単に引いてしまう欠点」への見解、綱を張ることの“怖さ”とどう向き合うか
週刊ポスト
インタビュー中にアクシデントが発生した大谷翔平(写真/Getty Images)
《大谷翔平の上半身裸動画騒動》ロッカールームでのインタビューに映り込みリポーター大慌て 徹底して「服を脱がない」ブランディングへの強いこだわり 
女性セブン
映画『八日目の蝉』(2011)にて、新人俳優賞を受賞した渡邉このみさん
《ランドセルに画びょうが…》天才子役と呼ばれた渡邊このみ(18)が苦悩した“現実”と“非現実”の境界線 「サンタさんを信じている年齢なのに」
NEWSポストセブン
アーティスト活動を本格的にスタートした萌名さん
「二度とやらないと思っていた」河北彩伽が語った“引退の真相”と復帰後に見つけた“本当に成し遂げたい夢”
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、小泉家について綴ります
《華麗なる小泉家》弟・進次郎氏はコメ劇場でワイドショーの主役、兄・孝太郎はテレビに出ずっぱり やっぱり「数字を持っている」プラチナファミリー
女性セブン
調子が上向く渋野日向子(時事通信フォト)
《渋野日向子が全米女子7位の快挙》悔し涙に見えた“完全復活への兆し” シブコは「メジャーだけ強い」のではなく「メジャーを獲ることに集中している」
週刊ポスト
1966年はビートルズの初来日、ウルトラマンの放送開始などが話題を呼んだ(時事通信フォト)
《2026年に“令和の丙午”来たる》「義母から『これだから“丙午生まれの女”は』と…」迷信に翻弄された“昭和の丙午生まれ”女性のリアルな60年
NEWSポストセブン
6月2日、新たに殺人と殺人未遂容疑がかけられた八田與一容疑者(28)
《別府ひき逃げ》重要指名手配犯・八田與一容疑者の親族が“沈黙の10秒間”の後に語ったこと…死亡した大学生の親は「私たちの戦いは終わりません」とコメント
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問される佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
《ブラジルへ公式訪問》佳子さま、ギリシャ訪問でもお召しになったコーラルピンクのスーツで出発 “お気に入り”はすっきり見せるフェミニンな一着
NEWSポストセブン
渡邊渚さんが性暴力問題について思いの丈を綴った(撮影/西條彰仁)
《渡邊渚さん独占手記》性暴力問題について思いの丈を綴る「被害者は永遠に救われることのない地獄を彷徨い続ける」
週刊ポスト