かつて「女子アナ王国」と呼ばれたフジテレビの崩壊が止まらない。視聴率低迷にあえぐ同局だが、悩ましいのは数字だけではない。今年4月には、絶対エースだった加藤綾子アナ(31)が退社。ポストカトパンと期待された永島優美アナ(24)は伸び悩み、いまだベテランの生野陽子アナ(32)に頼らざるを得ない深刻な人材不足に頭を抱えているのだ。
だが、ここにきてフジテレビが「王国」復権に動き出したという。その秘密兵器とされているのが2017年4月に入社予定の“ツインタワー”である。
「フジテレビ夏の恒例イベント『お台場みんなの夢大陸』にお手伝いとして、来年入社予定の2人が参加していたんですが、そのスタイルは際立っていました。アナウンサーというよりはモデルという感じでした」(フジ関係者)
ひとりは久慈暁子(22)だ。元『non-no』で活躍したプロのモデルだけあり、身長166センチとスタイル抜群。日ハム・大谷翔平と同郷ということでも話題となった。内定が決まっていた日テレを蹴ってフジを選んだという噂もあるツワモノだ。
今回判明したもうひとりの内定者がミス学習院2015に輝いた経歴を持つ海老原優香(22)だ。ショートカットのよく似合う、夏目雅子似の美貌もさることながら、目を引くのは169センチという身長である。フジ幹部がこう明かす。
「近年、人材の多様化を狙い、様々な大学から女子アナを採用してきたが、なかなか結果が出ない。アヤパン、ナカミーが在籍していた頃の黄金期回帰を目指したアイドル路線もいまいちだった。そこで来年は背が高くスレンダーな“モデル路線”に戦略をシフトした」
ツインタワー効果で王座奪還となるか。
※週刊ポスト2016年10月7日号