国内

孫望む人は65% 男性の方が女性よりも望む割合高い

“孫育て”を老後の楽しみにしたい男性は多い(Ph:アフロ)

 本誌・女性セブンの調査(594人が対象)によると、「孫がほしいですか?」という質問に対して65.5%が「はい」と答えた。さらに、「親が口出しすることではない」20.5%、「どちらでもいい」12%、「いいえ」2%という結果となった。

 子がいてもいなくても、悩まされるのは祖父母世代の言動と重圧。「子供はまだなの?」「なぜできないの?」「人として問題があるんじゃないか」などの言葉で傷つけられた、子なし読者は44%にのぼった。

 そこで、前出のとおり祖父母世代の本音も調査したところ、孫を望む人は65%で過半数以上を占めたが、その内訳から意外な事実が判明。それは、男親の方が女親よりも孫を望んでいるということだ。

「仕事が忙しく育児に参加できなかったぶん、孫はかわいがりたい」(54才・会社員)など、そこには、責任のない“孫育て”を老後の楽しみにしたいという意見が多数を占めた。その一方で不妊治療のための援助は積極的にしたいというのが女親の2割に比べ4割と高く、その額に上限なしと答えた男親も4割にのぼった。

 一方で女親は、孫より子供が大切という意見が多く、「人それぞれ」(50才・主婦)と、子供の意見を尊重する傾向に。孫の顔を見たくないわけではないが、子育ての苦労や責任の重さがわかるぶん、手放しに孫を望めないようだ。「今は教育費も高いし、年金を支えるため働かなきゃいけない娘世代はかわいそう。無理はしないでほしい」(47才・女性)といった、同情の声も。

 また、「子離れしたのに今度は孫の世話なんてまっぴら」(62才・主婦)という意見も。 孫の面倒を見てもらうなら、案外祖父の方が、いいのかもしれない…?

※女性セブン10月27日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

インタビュー中にアクシデントが発生した大谷翔平(写真/Getty Images)
《大谷翔平の上半身裸動画騒動》ロッカールームでのインタビューに映り込みリポーター大慌て 徹底して「服を脱がない」ブランディングへの強いこだわり 
女性セブン
映画『八日目の蝉』(2011)にて、新人俳優賞を受賞した渡邉このみさん
《ランドセルに画びょうが…》天才子役と呼ばれた渡邊このみ(18)が苦悩した“現実”と“非現実”の境界線 「サンタさんを信じている年齢なのに」
NEWSポストセブン
アーティスト活動を本格的にスタートした萌名さん
「二度とやらないと思っていた」河北彩伽が語った“引退の真相”と復帰後に見つけた“本当に成し遂げたい夢”
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、小泉家について綴ります
《華麗なる小泉家》弟・進次郎氏はコメ劇場でワイドショーの主役、兄・孝太郎はテレビに出ずっぱり やっぱり「数字を持っている」プラチナファミリー
女性セブン
調子が上向く渋野日向子(時事通信フォト)
《渋野日向子が全米女子7位の快挙》悔し涙に見えた“完全復活への兆し” シブコは「メジャーだけ強い」のではなく「メジャーを獲ることに集中している」
週刊ポスト
1966年はビートルズの初来日、ウルトラマンの放送開始などが話題を呼んだ(時事通信フォト)
《2026年に“令和の丙午”来たる》「義母から『これだから“丙午生まれの女”は』と…」迷信に翻弄された“昭和の丙午生まれ”女性のリアルな60年
NEWSポストセブン
6月2日、新たに殺人と殺人未遂容疑がかけられた八田與一容疑者(28)
《別府ひき逃げ》重要指名手配犯・八田與一容疑者の親族が“沈黙の10秒間”の後に語ったこと…死亡した大学生の親は「私たちの戦いは終わりません」とコメント
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問される佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
《ブラジルへ公式訪問》佳子さま、ギリシャ訪問でもお召しになったコーラルピンクのスーツで出発 “お気に入り”はすっきり見せるフェミニンな一着
NEWSポストセブン
渡邊渚さんが性暴力問題について思いの丈を綴った(撮影/西條彰仁)
《渡邊渚さん独占手記》性暴力問題について思いの丈を綴る「被害者は永遠に救われることのない地獄を彷徨い続ける」
週刊ポスト
 6月3日に亡くなった「ミスタープロ野球」こと長嶋茂雄さん(時事通信フォト)
【追悼・長嶋茂雄さん】交際40日で婚約の“超スピード婚”も「ミスターらしい」 多くの国民が支持した「日本人が憧れる家族像」としての長嶋家 
女性セブン
母・佳代さんと小室圭さん
《眞子さん出産》“一卵性母子”と呼ばれた小室圭さんの母・佳代さんが「初孫を抱く日」 知人は「ふたりは一定の距離を保って接している」
NEWSポストセブン
PTSDについて大学で講義も行っている渡邊渚さん(本人提供)
渡邊渚さんが憤る“性暴力”問題「加害者は呼吸をするように嘘をつき、都合のいい解釈を繰り広げる」 性暴力と恋愛の区別すらできない加害者や擁護者への失望【独占手記】
週刊ポスト