「今回のドラマには狙いがあって、それは“ムズムズ”させること。見てくださるかたにもたくさんムズムズしてほしいです!」
元気よく語る、新垣結衣(28才)。11日スタートした新ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で扮するのは、「妻」という名の従業員。職を求め、彼女いない歴35年のウブ男と“就職”の設定で“契約結婚”をするヒロイン・森山みくりを演じる。
「雇用主=夫と、従業員=妻が同居を機に、お互いを意識し始めます。ホントは好きなのに相手を避ける“好き避け”で起こるふたりのすれ違いなど、見ていてとってもムズムズしますよ。幼い頃から私もわりと好き避け傾向があるような気がします。
相手を思いやるがゆえに行動が先走って、誤解を生むこともありますよね。みくりはそんな時に『(本音を)きちんと言いましょう』と伝えることができる。見習いたいなと思いますし、相手にもそうあってほしいです」
私生活でのムズムズポイントを聞くと、意外な答えが。
「お休みの日に夕方まで寝てしまうこと(笑い)。私、本当に寝るのが大好きなんです。昼前に一応目を覚ましているので起き上がればいいのに、ずっとゴロゴロして2度寝、3度寝、4度寝をして、一日があっという間に終わっている。で、もうムズムズ(笑い)。『起きればいいのに、自分!』って。7割、やめたいです。でもそういう欲に素直になれたわけだから、3割はこのままでいたいと思う。ずっとゴロゴロできる幸せを、のんびりかみしめていたいです」
そんな新垣だが、最近は役柄の影響からアクティブな休日を自宅で過ごしたのだとか。
「みくりは従業員としてお給料が発生するので、額に見合った本気&完璧な家事をします。1話では網戸を掃除したので、私も刺激されて初めて網戸を拭いてみたら、すごく汚れていました(笑い)。すっきりして『やってよかったぁ!』って」
技ありの家事テクニックもちらほら披露するそうなので、主婦には隠れた見どころかも!?
撮影■渡辺達生
※女性セブン2016年10月27日号