「まわる~まわる~よ時代はまわる~」
城田優(30才)が、中島みゆきの名曲『時代』を歌いながら、ひとりの女性の周りを一周すると、腰に手を添えて後ろから包み込むようにハグ。すると会場からは「キャー!」という悲鳴に近い歓声があがる。観客のほとんどが30~40代の女性だ。
「色気がすごい! 優くんとの距離が近すぎて危険!」(35才主婦)
「優くんはノリがよくて最高。舞台の凜々しい表情とのギャップが見られてよかった! 生歌も披露してくれてチケット代500円なんてお得ですね」(41才主婦)
10月9日、学習院女子大学(東京)の学園祭での一コマ。学園祭では今、イケメン俳優のトークライブが大人気。今年だけでも北は北海道から南は長崎まで、俳優たちが全国50校以上の大学を回るというから驚きだ。
賀来賢人(27才)が10校、玉木宏(36才)が7校、佐藤健(27才)が7校とこの3人がトップ3。他にも藤木直人(44才)や千葉雄大(27才)、田中圭(32才)、桐谷健太(36才)など、イケメン俳優が名を連ねている。
学園祭というと歌手やバンドのライブというイメージだったが、ここ数年俳優の出演が増えているという。
「俳優は抜群に集客力がいい。理由は破格のチケット料金とサービスの良さです。チケット代は高くても3000円で、中には無料の会場もあります。質問コーナーで出演者と話せたり、サイン色紙やハグのプレゼントもあるのでかなりお得ですね。ライブを機にファンになる人も多いので、出演者や事務所にとってもおいしいイベントなんです」(芸能関係者)
今月1日に名古屋女子大学で行われた賀来賢人のトークライブでは抽選コーナーが設けられ、選ばれた5人が壇上に。プレゼントはサイン入りの色紙と握手。しかしこの日はそれだけでなく、ギュッと熱いハグのプレゼントまで! 抱きしめながら「結婚してごめんね」とささやくと、妄想と嫉妬が入り混じった悲鳴が会場にこだました。