《唯一連絡取ってた って取ってなかったんだけど…さすが腹黒いや》。10月10日、坂口杏里(25才)がツイッターに投稿したこの一文。実は、タレントの重盛さと美(28才)に向けられたもの。
10月1日、AV女優デビューを果たした坂口だが、彼女の“アダルト転身”を巡り、ふたりの間で泥沼論争が起きている。
きっかけは9月18日放送の『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ系)に重盛が出演した際の発言だった。
「同じ事務所で唯一連絡を取り合う後輩でした」
「去年の末に“留学したいから長期休暇を取りたい”って聞いてこんなことになったので。マネジャーさんも私もただただびっくり」
坂口が事務所に何の連絡もなくAV出演を決めたことを告白。さらに、坂口はホスト通いによる莫大な借金を抱えているとの報道について問われると、
「事務所の方にも請求というか取り立てが…」
「マネジャーさんに(坂口を)“助けよう”みたいになって、そしたら“いや重盛が助けられるような金額じゃない”って止められたんですよ。だから報道よりかは大きい額だと思います。1日ホストに遊びに行って、30万~50万は使ってたみたいだから」
と暴露。「ホスト通いで借金まみれ」というイメージをより強調させることとなった。これに坂口は猛反発。冒頭の発言に加え、《元事務所の先輩なだけです》と交友関係を否定した。さらに、重盛が反論。14日に更新したブログで、
《テレビで話した事は全て事実です!》
《連絡をとっていたのも事実です! 唯一プライベートでご飯に行ったりカラオケに行ったり連絡をとりあう仲でした!!》
と、自分の発言に間違いはないと主張した。確かに、重盛のブログには坂口との2ショット写真や、坂口と焼肉に行ったときの話などが多数投稿されている。
ふたりの泥沼舌戦は多くのメディアに取り上げられ、注目が集まっている。12日放送の『バイキング』(フジテレビ系)では坂上忍(49才)が苦言を呈した。
「タレントであろうがセクシー女優であろうが、安易に自分の思いを(ネット上で)吐露していいのかといったら、やっぱり公のものだからね」
LiLiCo(45才)も17日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)で呆れ顔を見せ、こう続けた。
「(ネット上のやりとりは)ダメですよ。こういうトラブルは絶対にコミュニケーション不足だけの問題。連絡取り合えばいいのにね。だって連絡先、知ってるわけでしょ?」
「女ともだち」の絆はもろく崩れやすいのか。コラムニストの今井舞さんはこう分析する。
「SNSの影響が大きいと思います。今までは夜中の長電話で済んでいた話が、SNSの普及ですぐ反論、すぐけんかになる。で、それが拡散してより亀裂が入るっていう。もともと女ってすごく親しくなるか絶縁するかの極端な関係になりがちです。しかも、女のけんかって自分の仲間を作ろうとする独特の空気があるから、つぶやきに共感してくれた人は味方、そうじゃない人は敵、みたいに小さな火ダネがどんどん拡散しやすい時代になっている」
実際、今回の舌戦では、重盛と同じ事務所の後輩女性が《昔お世話になった先輩の事よくそんなひどく言えますね!!》と、舌戦に油を注いだ経緯がある。
「まぁ、このふたりは、どのみち事務所が変われば絶縁っていうか、疎遠になるレベルの関係だったと思いますよ。“目を覚まして!”ってノリじゃなくて“アタシ同じ事務所だったからこんな話できま~す”っていう、手土産代わりにネタにしただけでしょうから」(前出・今井さん)
※女性セブン2016年11月3日号