『SMAP×SMAP』の『ビストロスマップ』でもラーメンをオーダーするほどの麺好きの小池百合子東京都知事(64才)。特に戦闘態勢のときにラーメンは欠かせない。スープはしょうゆ、塩、とんこつ、みそ、なんでもござれ。全国紙記者が語る。
「前は池袋の『大勝軒』によく顔を見せていたけど、大将が亡くなってしまったのと仕事が忙しいのとで、わざわざ大勝軒に行くこともなくなったようです。でも、選挙期間中は急に“ラーメンが食べたい”と言い出すことがあったとかで、スタッフが調べて近くのラーメン店に飛び込みで入ったことが何回かあったようです」
その1つが東京・吉祥寺にある『野方ホープ』。7月に、吉祥寺で街頭演説した後にスタッフとともに訪れている。
「近くには他に博多生まれのとんこつラーメン店もあったんですけど、この店が東京・中野生まれの店ということでここにしたそうです。そういうところも、徹底してますよね(苦笑)」(前出・全国紙記者)
オーダーしたのは1988年の開業以来一番人気のメニュー『のがほ 元(はじめ)』。豚骨がベースで、野菜と鶏のスープもブレンドされているため、こってりした中にさっぱりした味を楽しめるとあって大好評だ。
同店関係者が振り返る。
「小池さんは『のがほ 元』にさらに全部のせして、それを完食してました。全部のせはもやし、のり、半熟煮玉子、メンマ、ねぎです。さっぱりしているとはいえ、64才の女性が全部のせして、それを完食するってなかなかないですから、さすがと言うか…怖いパワーを持っているとさえ思っちゃいました」
スタッフと話すこともなく、一心不乱にラーメンをすすり、嵐のように去っていったという小池氏。
「麺を食べるのに慣れているんでしょうね、スープの中に沈んでいる具はほとんどありませんでした。全部のせまでしてどうせ残すだろうなって思っていただけに、お見事な食べっぷりで気持ちよかったです。価格は元が750円、もやし50円、のり50円、半熟煮玉子100円、メンマ100円、ねぎ150円なので、合計1200円です。
小池さんは派手なイメージだったんですが、親しみがわいちゃって、思わず投票しちゃいました。もしかして、ここに来たのも作戦だったのかな(笑い)」(前出・同店関係者)
ちなみに記者(45才女性)は小池氏が食べたものと同じものをオーダー…が、想像以上のボリュームに苦戦し続けること25分、結局完食できずだった…。
そんな小池氏は、あまりにも多忙になったためか、「最近はコンビニのおにぎりしか食べていない」が口癖とか。それでもあの元気! あのパワー!
やっぱりこれも計算?
※女性セブン2016年11月3日号