柔らかい日差しがベッドに差し込んでいる。頬に大きな傷をつくり、鋭い視線を向ける半裸の男に、すべてを委ねるようにピッタリと体を寄せ、頭を男の肩にもたせかけながら、目を閉じている女。1枚のタオルケットをかけあい、手はしっかりと恋人つなぎされている。
まるで男性の激しい鼓動と、女性の静かな寝息が聞こえてきそうな1枚の写真──女性は蒼井優(31才)、男性はシンガーソングライターの石崎ひゅーい(33才)。つい先日、女性セブンが“ファミレス&お泊まりデート”を報じたばかりの2人だった。
アツアツぶりが写真からも漂うが、実はこれ、プライベートの“ベッド写真”ではない。
「12月公開の映画『アズミ・ハルコは行方不明』のワンシーンです。この写真の頃はつきあってはいなかったけど、ふたりの関係はここから始まった、ということですよね」(ふたりの知人)
『アズミ・ハルコは行方不明』は山内マリコの同名小説が原作で、蒼井が演じるOL・安曇春子の失踪をきっかけに、地方都市の若い男女の間に起こる出来事を描く。同作品は蒼井と、キャバクラ嬢を演じる高畑充希(24才)との共演も見所だが、一足先に“カレの話題”で盛り上がったようだ。
石崎は映画初出演ながら蒼井の同級生役に抜擢され、ふたりは撮影を通じて急接近。クランクアップからは、共演者たちと舞台を見に行ったり、食事をしたり、蒼井が石崎のライブを見に行ったり、石崎の新曲のミュージックビデオに蒼井が出演したり。
そして女性セブンは10月初旬、2人の深夜ファミレスデート、蒼井が運転する真っ白いスポーツカーで彼女のマンションに消え、一夜を共にしたことをお伝えした。
映画は10月25日から始まった東京国際映画祭にも出品。同映画祭のオープニングセレモニーでは、交際を否定したが、こんな見方も。
「もしかすると交際報道で、イベントで一緒に登壇するのもやりにくくなるのでは、と思いきや、ふたりは気にするそぶりさえないんです。むしろ手をつないでレッドカーペットを歩きそうな勢いで、急速に仲よくなっている。宣伝にも積極的だし、早く交際宣言しちゃえばいいのにって思ってしまいますよ」(前出・知人)
V6の岡田准一(35才)、大森南朋(44才)、鈴木浩介(41才)、堤真一(52才)、三浦春馬(26才)ら、錚々たる共演男性たちと恋バナを提供してきた蒼井。映画か現実か──彼女の快進撃は止まらない。
※女性セブン2016年11月10日号