《年賀状で幸せ自慢は、新年うざい人第一号!》
《家族のこと以外話題がない奥様もいるからね》
10月19日に放送された『あさイチ』(NHK)で有働由美子アナ(47才)がぶっちゃけた本音に、ネット上で大論争が起こった。
この日のテーマは「年賀状の家族写真」。年賀状に子供の写真を入れると「幸せの押し売り」「気を使えない人」と思われないかと悩む女性たちの声が紹介された。すると、井ノ原快彦(40才)がこう切り出した。
井ノ原「学生の時に彼氏を取られた人から“私たち結婚しました”みたいな(年賀状がきたら)」
有働「それは嫌だ! でも、相手の人がブサイクだった時に、“ああよかった、ざまあみろ”みたいな。そういう喜びはありますよね(笑い)」
この発言に、スタジオは爆笑。ふたりはさらにこう続けた。
有働「あと、学生時代からすごく自慢しいだった人が、“私の息子は私立の○○小学校に入りました”みたいな、完全に自己アピールっていうのは…“はいはい”っていう」
井ノ原「それはちょっと…ね。“ウチすごいでしょ”系」
有働アナに賛同する声が噴出する一方で、子育て世代の主婦や新婚夫婦からは、戸惑いの声も出ている。
《子供の写真入り年賀状を子供がいない友人に送るのは酷? 別パターンの年賀状を送った方がいい?》
《私は晩婚で、今まで友達夫婦の2ショットや赤ちゃんの写真を見てきて嫌だった。でも結婚した旦那さんは子供の写真を入れたいそう。どうしよう》
《子供だけの写真は意味わからないけど、家族写真なら目くじら立てなくてもいいのでは…》
関西作法会会長の田野直美さんは、受け取る側の気持ちを大切にすべきだと話す。
「目上のかたやビジネス上の相手はもちろん、友人に対してもマナーからいえば気配りは必要です。受け取るのが子供に恵まれないかたであれば、子供や家族の写真を載せず、その話題には触れない方がいいでしょう」
そんなに気をもむくらいなら、いっそ年賀状をやめてしまおうか…との声もあがるが、その際にもちょっとした気遣いがあると印象がいいという。
「やめる時は、理由を添えた上で“来年からはどなた様にも送らない予定でおりますので、今年で失礼させていただきます。”と一筆書けば誤解を招かずに済みます。最近は、プライベートでおつきあいのある人にはメールや電話で新年の挨拶を済ませるかたも多いです。お互いに気を使わず気持ちよくいられるなら、構わないと思いますよ」(田野さん)
※女性セブン2016年11月10日号