「四国No.1都市はどこなのか?」──四国人なら一度は考えるのがこの問題だ。その候補地として激しく争うのが松山と高松。2つの街の“あるある”を比べてみよう。
【松山】
人口51万5092人
面積429.37平方km
主な出身有名人:友近(お笑い芸人)、光宗薫(元AKB48)
・「知り合いが“友近”の友達」率が異常に高い
お笑い芸人の友近の出身地だが、やたらと「友近の友達」につながる人が多い。
・『坊っちゃん』にはちょっと迷惑している
夏目漱石はリスペクトして いるが、『坊っちゃん』の せいで松山が田舎と誤解されるのは嫌だ。
・「ポンジュースご飯」という幻の給食メニューがある
「みかんご飯」「オレンジピラフ」とも言うが、ポンジュースで炊いたご飯が一部の学校で本当に出ていた。味については賛否両論。恐怖の思い出として語る人もいる。
【高松】
人口42万943人
面積375.41平方km
主な出身有名人:南原清隆(ウッチャンナンチャン)、 松本明子(タレント)
・大阪のラジオが聞けるんです!
なにかと本州の文化に近いことが誇りになっている。
・セブン-イレブン、スターバックス、ニトリ…「四国初出店」はいつも高松から
単に「本州に一番近いからだろう」というツッコミは野暮。
・住所「うどん県」で年賀状が届くと自慢はするが、いざ届くとイラっとする
郵便番号さえ合っていれば「うどん県」でも郵便物が届く。が、他県の人からやたら「うどん県ね」という態度を取られることに内心イラついている。
イラスト■福島モンタ
※週刊ポスト2016年11月11日号