それは異例の発表だった──。通常、テレビ局は、新人アナウンサーが入社後の研修を終え、初めてカメラの前に立って原稿を読む“初鳴き”まで、その名前や顔を公表しない。だが、TBSは10月28日放送の『白熱ライブビビット』で来年度入社の女子アナの「内定」をいち早く発表した。
2016ミス・インターナショナル日本代表で実践女子大4年の山形純菜(22)だ。内定発表前日に行なわれた同コンテスト世界大会でも「得意の英語力を生かして通訳を必要としないアナウンサーになりたい」と将来への意気込みを語っていた。TBS関係者がいう。
「入社前のアナウンサーの内定を発表するなんて前代未聞。それだけでも異例なのに、『ビビット』では山形さんの世界大会に密着した映像を5分以上も流した。それだけ局の幹部も期待している人材なのです。すでに入社後は『ひるおび!』のサブ・アシスタントになることが決まったと噂されています」
『ひるおび!』といえば、山形が「目標」と公言する江藤愛アナ(30)がアシスタントを務めている。一足飛びに“憧れの先輩”と肩を並べることになる。
だが、局内に広がっているのは待望論だけではない。山形の奔放な学生生活を危惧する声も上がっている。
「山形さんは以前、人気バラエティー『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に出演し、彼氏のことから下ネタまであけすけに喋っていた。そのため、入社前にスキャンダラスな写真でも流出するんじゃないかと心配する声もある」(同前)
山形と親しい同級生は、彼女が書いたツイッターへの書き込みを教えてくれた。
〈朝起きたらバラ100本お家に届いてて、びっくりして何が起こったかわからず…そしたら彼が半年記念にってことでこっそり用意してくれてたみたい。ありがとう〉(※現在このツイートは削除)
「この彼とはかなりラブラブだったようですね」(同前)
入社前の女子アナのトラブルで記憶に新しいのは、日テレの笹崎里菜アナ(24)。ホステスのアルバイト歴が発覚し、一度は内定を取り消され、訴訟にまで発展している。山形を直撃した。
──このツイートは山形さんのものですか?
「ちょっと分からないです。それもう消えてますよね」
──この彼とは交際順調ですか?
「(笑みを浮かべて)ご想像にお任せします」
──TBS内部にはスキャンダル流出を心配する声があがっていますが。
「しっかり頑張るので応援してください!」
物怖じしないこの対応。確かに“大物”である。
※週刊ポスト2016年11月18日号