北海道日本ハムファイターズ・大谷翔平(22)を守ろうと、球団側も神経を尖らせている。女子アナの単独取材は厳禁、プライベートでも合コン禁止など徹底的な“隔離政策”が取られている。だが、厳戒な管理体制にも限界がある。高校卒業以来ずっと寮暮らしだった大谷だが、近い将来、寮を出て、ひとり暮らしを始めることになるのだという。そうなれば、“悪い虫”が付きかねない。今後のスター街道邁進のため必要となるのはやはり伴侶の存在だ。
まだ22歳と、結婚には少々早すぎる気もするが、本誌はお節介にも大谷の「お嫁さん」にふさわしい女性像が誰なのかを探るため、読者アンケートを実施した。対象は、全国の50~70代の男女300人。大谷の両親と同世代のファンたちである。
「どんな職業の女性がいいか」との質問には驚きの結果が出た。全体の76%、228人もの人が「一般女性」と答えたのだ。野球選手の結婚相手としては、女子アナが目立つが、女子アナを勧める声は少なかった。
「才能も性格も非凡な大谷選手の女性の好みは、むしろ平凡であってほしい」(62歳男性)
漫画家のやくみつる氏もこの意見に頷く。
「女子アナのような表舞台に出る人じゃなく、滅私奉公してくれる女性でないと」
次に多かったのは「同級生」の5.7%(17人)だ。巨人、西武などでコーチ経験のある評論家の黒江透修氏は、一般女性との結婚のメリットをこう述べる。
「食事など付きっきりで選手の健康管理をしてくれるのが大きいですね。私が巨人に入団した頃、夫婦で川上哲治監督の家に招かれたとき、監督が妻にこういったんです。『奥さん、ご主人は野球選手なんだから、馬車馬のように働かせなさい。でも、料理や家事はすべて奥さんがやって、ご主人が馬車馬のように働ける環境を作ってやってください』。
芸能人や女子アナが悪いとはいわないが、常に家にいて、夫のコンディションを間近に見ながら、体調に合った食事を作れる一般女性でないと難しいのではないかと思いますよ」
特に大谷は二刀流。人より2倍働く大谷を支えるには、それだけ献身的なサポートが必要なのだ。
※週刊ポスト2016年11月18日号