『長年連れ添った妻と離婚して孤独な老後を迎えないための授業』。10月31日放送の『しくじり先生』(テレビ朝日系)はこんなテーマで始まった。講師として教壇に立ったのは、高橋ジョージ(58才)。1999年に元妻の三船美佳(34才)と結婚、“モラハラ騒動”の末、今年3月に泥沼離婚するまでの軌跡を、涙ながらに振り返ったのだが、あまりのぶっちゃけトークの連続に、「よくここまでしゃべったなぁ」と番組スタッフも驚く事態になっている。
代表曲『ロード』以降ヒット曲が出ず“専業主夫”状態に陥っていたというジョージだが、転機が訪れたのは2004年。夫婦共演のバラエティー番組のオファーが舞い込んだことだった。番組のテーマは家族旅行。当時、三船は長女(12才)を妊娠中で、久々の仕事にジョージは奮闘した。三船のお腹に向かってハーモニカを吹く“パパ”の姿には、視聴者以上に業界人が仰天。
「“あのロック歌手がこんなことを!”って。そもそもジョージさん自体久々に見たわけで、従来のイメージを壊す姿は新鮮でした。こりゃウケるな、と各局のバラエティー班がオファーしまくる事態になったんです」(テレビ関係者)
以降、ジョージの勘違いが炸裂。夫婦仲は急速に冷えていったという。
「収録後にお疲れ様でしたって車に乗りますよね。彼女は寝たいのに、“あ、ちょっと細かいところなんだけど、さっきのあれって違うよな。あのリアクションは違う。早い”とか。よかれと思って毎回こんなことしちゃいました。バラエティー的には彼女の方が大先輩なのに、おれが後からきて説教してるみたいな」