アメリカ大統領選挙でまさかの逆転勝利をおさめたドナルド・トランプ氏(70才)。これまでセクハラ疑惑や差別発言などで、賑わせてきたが、そんなトランプ氏はこれまでに3度結婚し、合わせて5人の子供をもうけている。
最初の結婚は31才の時。相手は元アルペンスキーの選手で、札幌オリンピックの補欠にもなったイヴァナさんだ。
1992年にトランプ氏の浮気が原因で離婚し、翌年、浮気相手だったマーラ・メイプルズさんと再婚。娘を1人授かるが、1999年に離婚した。
2005年に現在の妻・メラニアさん(45才)と再々婚し、トランプ氏が60才の時に息子バロンくん(10才)が誕生している。ちなみにバロンくんはトランプ氏の勝利演説でトランプ氏の隣に立っている姿が全世界に流され、「天使すぎる」と話題を集めた。
“夜”のほうは70才になる今も現役のようで、メラニアさんは以前ラジオ番組で「彼とは最低1日に1回はインクレディブルな(信じられないような)セックスをしているわ」と証言している。
選挙期間中、数々のセクハラ疑惑が報じられたが、トランプ氏の女性関係はそれだけではない。
「美女テニスプレーヤーのガブリエラ・サバティーニやサルコジ前フランス大統領の夫人でモデル・歌手のカーラ・ブルーニとの交際が報じられたほか、女優のアリソン・ジャンニーニなどとも浮き名を流しました。いずれもモデル系の美女ばかりです」(在米特派員)
メラニアさんも元モデルだが、“ファースト・レディー”となる彼女に対する現地の評価は厳しい。今年3月にはヌード写真流出騒動が起こり、7月には共和党全国大会での演説が「オバマ大統領夫人の演説のパクリ」だったと問題になった。米カリフォルニア州在住の映画評論家・町山智浩さんが言う。
「アメリカのファースト・レディーは自分の意思で政治的な活動をしていかなければいけないし、海外の要人との交流もある。彼女には『高級コールガールにしか見えない』という声も上がっていて、現地では“アメリカ人として恥ずかしい”という人は多いですよ」
そんな中、“トランプファミリー”の一員として期待を集めているのが、最初の妻・イヴァナさんとの娘・イヴァンカさんだ。イヴァンカさんは、父親と同じペンシルベニア大学卒業で、現在はトランプ・オーガナイゼーションの副社長を務める。
35才で3児の母親とは思えぬ美貌の持ち主で、ファッションモデルとして数々の雑誌の表紙を飾ったこともあるほど。まさに才色兼備で、トランプ氏の「最終兵器」とも呼ばれている。
「イヴァンカはトランプ政権移行チームに入ることが内定しています。それだけではなく、現在、キャロライン・ケネディの後任として駐日大使に抜擢されるという情報が浮上しています」(前出・在米特派員)
早くも「ファースト・レディー失格」の烙印を押されている妻と、最強の娘。トランプ新大統領を支える2人の美女にも注目だ。
※女性セブン2016年12月1日号