最近は芸能界でも、50代、60代での「熟年大人婚」が珍しくなくなった。桃井かおり(65才)は昨年、年上の音楽プロデューサーと63才で結婚。夏木マリ(64才)は59才、小林幸子(62才)は57才、根本りつ子(57才)は56才で初婚だった。
今や、世間一般でいうところの「結婚適齢期」という言葉は通用しない。11月15日発売の『FLASH』がタレント、エッセイスト、小説家などマルチに活躍する阿川佐和子さん(63才)の熟年ロマンスを報じた。
お相手は阿川さんより6才年上の慶応大学元教授・Aさん。阿川さんはもともとAさんの妻と友人で、Aさん自身とも30年以上の友人関係にあったという。
Aさん夫妻は3年ほど前に離婚が成立し、Aさんは結婚に前向きだという。阿川さんは記事についてコメントを発表。
「どうやら『結婚宣言した』という記事になっているようですが、まだそんな事実はまったくなく、まして入籍なんぞ、しておりません。区役所に誓って申し上げます」と否定したが、
「今後については、それは人生どこでどうなるか未知のものですから明言はできませんけれど」と含みを持たせた。
阿川さんの“結婚報道”にはテレビで共演するビートたけし(69才)もビックリ。20日放送の番組で「今週はね。トランプさんに驚かされて、阿川さんにも驚かされて」とツッコんだ。
しかし、元夫が友人と結婚するとなると、ちょっと複雑な思いもあるのでは…そんな想像をしつつ、Aさんの元夫人を訪ねると、笑顔を浮かべながらこう話した。
「本当にお幸せでいいと思います。私にとってはもう終わっている話ですから。それで(離婚したおかげで)今の私があるんですよ」
まったくトゲがないとは言わないが、そのサバサバとした表情からは大人の女性の余裕さえ感じられる。
※女性セブン2016年12月8日号