芸能

千堂あきほ『東ラブ』続編オファー来ても丁寧に断るつもり

『東京ラブストーリー』で医大生・長崎尚子を演じた千堂あきほ(47才)

 織田裕二や鈴木保奈美主演でドラマ化し、大ブームとなった柴門ふみさんの漫画『東京ラブストーリー』。それから25年、現在女性セブンでは続編となる『東京ラブストーリーAfter25years』が連載中だ。

 ドラマ版で、カンチの同級生・三上健一(江口洋介)と結ばれる医大生・長崎尚子を演じたのが、千堂あきほ(47才)。当時、学園祭クイーンとして大学の学園祭に引っ張りだこだった彼女にとって、『東京ラブストーリー』はどんなドラマだったのだろうか。千堂あきほが、当時を振り返る。

 * * *
 長崎尚子は、すごく賢くて、できる女でいいところのお嬢さんでした。私自身、もし芸能人になっていなかったら、短大に行って、幼児教育の勉強をしたいという夢があったので、尚子で女子大生役を演じられることがとてもうれしかったです。

 実は、全国放送の連続ドラマは、この作品が初めてでした。

 ほかの出演者のみなさんは、とても自然体でしたね。例えば、江口さんはロケ先にふらりと自転車で来てました。一方の私はとにかく緊張しっぱなし。せりふを覚えて、演出家の言うことを聞くだけで精一杯でした。

 ドラマの放送が始まっても、しばらくはブームを実感していませんでした。そんなある日、六本木の路上でロケをしていた時のことでした。

 街角の女の子が「カンチ」って、一緒に歩いている男の子に言っていたんです。東京の六本木で、東京ラブストーリーのリカをまねしている女の子がいる──。そこで初めて、「大ブームになっているんだ」と、実感しました。

 印象に残っているシーンは、尚子が結婚したばかりの夫を捨てて、三上の元に行くところです。実は、裏話があって、当初の台本では、この場面にキスシーンがあったんです。だけど、当時私はアイドルだったので、事務所がNGを出したみたいです(笑い)。

 結局、抱き合って、見つめ合うシーンになりましたが、キスシーンがなくてよかったのかもしれません。同年代の友達は今でも、「あのシーンはいいわ、よかったわ」と言ってくれます。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン