神戸を舞台に、子供服専門店を立ち上げたヒロイン・すみれを好演中! 連続テレビ小説『べっぴんさん』主演の芳根京子(19才)が“朝ドラ”ヒロインとしての心構えを語る。
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自分でプレッシャーをかけてしまうので、主演だからということはあまり意識しないようにしています。でも、私がいちばん長い時間、撮影現場にいるので、誰よりも作品のことを考えて作品を愛していたいという気持ちは、初めからブレることなくあります。
『べっぴんさん』の魅力の1つは刺繍やお裁縫にあると思うんですけど、刺繍やお裁縫をするシーンは、撮影が始まる約2か月前からお稽古をして実際に自分たちで演じました。実は2年前に亡くなった祖母は手芸が好きで先生をやっていたんです。大きなベッドカバーをすべて手縫いで作って贈ってくれた時は、すごく感動して。大切に思いすぎてずっと使えなかったんですけど、祖母が亡くなってからは逆に使った方がいいのかなと思って愛用しています。
すみれは母親からお裁縫を習いましたが、私自身は母から料理を教わりました。母が料理が大好きなので、子供の頃から気づいたら一緒にやっていて、今では料理が趣味! 撮影中は大阪で初めて一人暮らしをしているので、なるべく自炊をするようにしています。
共演者やスタッフさんの前で自分をさらけ出せる現場なので、“べっぴんさんチーム”は最高なんです。これからも初心を忘れずに、1シーン、1シーン大切に、丁寧に、思いを込めて演じていきたいと思っています!
撮影■三宅祐介
※女性セブン2016年12月8日号