今年のNHK紅白歌合戦では、伍代夏子(54才、22回出場)、藤あや子(55才、21回)など多くの常連が落選したが、何といっても話題は39回の紅組最多出場を誇る「紅白の顔」和田アキ子(66才)だ。
落選の一報を聞いてから毎日泣いていたという和田だが、実は近年ずっと当落線上にいた。
「現場の若手スタッフがネットでの好感度をもとに、世代交代を進めようと声を上げてきました。ただ昨年は、同じ事務所の綾瀬はるか(31才)が司会のオファーを受け、NHKの大河ファンタジー『精霊の守り人』にも主演することで、アッコさんは救われたんです」(芸能関係者)
今年こそは厳しいと見られていたが、これまた同じ事務所の『とと姉ちゃん』で活躍した高畑充希(24才)が司会をすれば今年もなんとか…という話もあがっていた。
「結局、高畑さんではなくなったため、その線もなくなりました。それでもアッコさんの人柄でしょうか。“なんとか40回の節目の今回だけは出場させてほしい”とNHKに掛け合う人も多かったんです。一時は“逆転で当確した”との情報も流れました」(スポーツ紙芸能記者)
ところが、ある「大物演歌歌手」の決断で流れが変わる。
「出場39回の細川たかしさんが発表の3日前に『紅白卒業』を宣言したんです。これは大きかった。それに小林幸子さん(62才)も出ないとなると、“なんで和田さんだけ特別扱いなんだ”と反発を受けかねず、アッコさんサイドも引かざるを得なくなったんです」(前出・芸能関係者)
※女性セブン2016年12月15日号