昭和レトロなムード、隣の人との距離が近い席、控えめな価格…駅の近くや路地裏に点在する「横丁」に女性客が増えているという。そんな「横丁」に俳優の中村蒼(25才)が訪れた。
中村がやってきたのは、10月6日に恵比寿ガーデンプレイス内の山手線沿いの一角にオープンした横丁「BRICK END」にある『賛否両論KAKUUCHI』。本日のお作り三種盛り(1000円)と、酒盗入りポテトサラダ、ザーサイ昆布和え他(各300円)、日本酒・すっきり(700円)をオーダーした。
「今まででいちばん印象的なお酒の場は俳優の石橋凌さんがぼくが20才になった日に“じゃあ飲もう”って声をかけてくださったときです」(中村)
現在放送中の、『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』(テレビ東京系・土曜24時20分~)で主演を務める中村。宮沢綾役が大ブレークした前作のラブストーリー(『せいせいするほど、愛してる』(TBS系))から一転、パロディー満載のコメディドラマだ。
「その飲みの場でかけてもらった言葉は今でも心に残っています。“仕事がなかなかうまくいかない時もあるけど、それをぐっと耐えるのが役者の仕事だから。とにかく腐らず諦めずに続けなさい”って」
10年後、中村が役者として一回り成長した時には、日本酒のおいしい横丁の店で、後輩に向かって、骨のあるアドバイスをするのだろう。
※女性セブン2016年12月15日号