2016年をもって解散することが発表されているSMAP。20年9か月続いた『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)も、12月26日の放送で最終回を迎える。
そして、12月1日、そのスマスマの最後の歌収録が行われた。5人で歌ったのは『世界で一つだけの花』。歌い終わると中居正広(44才)は嗚咽を漏らし、木村拓哉(44才)は顔を伏せたまま動けずにいたという。
残念ながら現状では、今回の『世界に一つだけの花』がメンバー5人のそろった最後の歌唱となる可能性が高い。
「12月12日の放送にはレディー・ガガがゲストでビストロ・スマップとライブのコーナーに登場する予定ですが、それ以降の内容はまだ白紙状態なんです」(番組関係者)
12月26日放送のファイナルは約5時間の長丁場の放送と発表されたが、これも内容は未定という。
「メンバーは、集大成としてファンに対しても恥ずかしくない回にして締めくくりたいと考えているようです。ただ、メンバーそれぞれが“最高のファイナル”について思い描いているところがあり、それを個々にスタッフが聞いて、調整している段階です。ファン投票で1位だった『STAY』などまで歌ってほしい面はありますが、今回の収録で『世界に一つだけの花』を歌い切り、すべて思いを出し切ったという雰囲気もあります」(前出・番組関係者)
毎年12月に放送されていた日本テレビ系のバラエティー『さんま&SMAP! 美女と野獣のクリスマススペシャル』の放送も中止が正式に決定した。
5人揃った生の姿が見たい──最後の砦として残された『NHK紅白歌合戦』も状況は厳しい。
「NHKは“最後まであきらめない”と強調していますが、無理でしょう。日本の音楽シーンだけでなく、紅白にも大きな功績のある5人だけに、たとえ生出演が難しくても、過去の映像を振り返るコーナーを設けるという“折衷案”も出ています。木村や中居を紅白の特別審査員にする案も浮上しているようです」(NHK関係者)
※女性セブン2016年12月22日号