芸能

映画『ぼく明日』主演の福士蒼汰 「ぼくの好きな結末です」

主演映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が公開する福士蒼汰

 主演映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が17日に公開する福士蒼汰(23才)。20歳の大学生・南山高寿を演じる。30日間の運命の恋の物語を描いた今作には素敵なデートシーンもたくさん! そんな映画の見どころについて福士に聞いた。

 * * *
 この作品は、ぼくの好きな結末の恋愛映画なんです。結末は明かせないですけど(笑い)。全部がうまくいくようなハッピーエンドではないですが、前向きで春みたいな温かさが続くような感じで終わるのが素敵だなと思います。

 不思議な時間軸の中にあるお話で、原作を読んだ時にすごく泣いてしまったんです。高寿の成長物語でもあると思ったので、愛美(小松菜奈)と出会うことで一日、一日、変化するのをグラデーションで見せられるように意識して演じました。

 30日という短い期間ですけど、いろいろな出来事を乗り越えて成長した男性になれたらいいなと。前半と後半の高寿で、どちらが自分と似ているかというと後半でしょうか。最初は高寿が全然、行動できないんです(笑い)。初デートに誘う時も、親友の上山(東出昌大)にカンペで指示を出してもらって電話するくらいですから。ぼくなら友達には相談しないで、デートプランもひとりで考えると思います。基本的には引っ張っていきたいタイプなんです。

 お気に入りは、やっぱり京都でのデートシーン! デートシーンは基本的に細かい演出もなくて、自然な感じで撮ったんです。鴨川の飛び石を渡るところも、途中で手をつないだりして楽しかったです。恋って、幸せで包んでくれるものだと思うんです。失敗した時でさえも、彼女が励ましてくれると思えば頑張れると思いますし。

 完成した作品を見て恋の温かさとか、人の温かさをすごく感じるなと思いました。自分も誰とどんな時間を過ごしていきたいのかを考えながら、見ていただけたらいいかな…と思います。

撮影■藤沢大祐

※女性セブン2016年12月22日号

関連記事

トピックス

中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
【独自】「弟がやったことだと思えない…」中居正広氏“最愛の実兄”が独白30分 中居氏が語っていた「僕はもう一回、2人の兄と両親の家族5人で住んでみたい」
NEWSポストセブン
2024年末に第一子妊娠を発表した真美子さんと大谷
《大谷翔平の遠征中に…》目撃された真美子さん「ゆったり服」「愛犬とポルシェでお出かけ」近況 有力視される産院の「超豪華サービス」
NEWSポストセブン
新田恵利(左)と渡辺美奈代があの頃の思い出を振り返る
新田恵利×渡辺美奈代「おニャン子クラブ40周年」記念対談 新田「文化祭と体育祭を混ぜたような感覚でひたすら楽しかった」、渡辺「ツアーも修学旅行みたいなノリ」
週刊ポスト
放送時間を拡大しているフジテレビの『めざましテレビ』(番組公式HPより)
日テレ『ZIP!』とフジ『めざまし』、朝の“8時またぎ”をめぐるバトルがスタート!早くも見えた戦略の違い
NEWSポストセブン
新政治団体「12平和党」設立。2月12日、記者会見するデヴィ夫人ら(時事通信フォト)
《デヴィ夫人が禁止を訴える犬食》保護団体代表がかつて遭遇した驚くべき体験 譲渡会に現れ犬を2頭欲しいと言った男に激怒「幸せになるんだよと送り出したのに冗談じゃない」
NEWSポストセブン
公的年金は「社会的扶養」「国民の共同連帯」「所得再分配機能」(写真提供/イメージマート)
《まるで借りパク》政府の基礎年金(国民年金)の底上げ案 財源として厚生年金を流用するのは「目的外使用」ではないのか、受給額が年間8万円以上減額も
NEWSポストセブン
地元の知人にもたびたび“金銭面の余裕ぶり”をみせていたという中居正広(52)
「もう人目につく仕事は無理じゃないか」中居正広氏の実兄が明かした「性暴力認定」後の生き方「これもある意味、タイミングだったんじゃないかな」
NEWSポストセブン
『傷だらけの天使』出演当時を振り返る水谷豊
【放送から50年】水谷豊が語る『傷だらけの天使』 リーゼントにこだわった理由と独特の口調「アニキ~」の原点
週刊ポスト
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン