「冷凍食品の常識を覆した!」と話題を呼んでいるのが日本でオープンしたばかりのフランス発『ピカール』。
1906年にフランスで生まれた冷凍食品ブランドで、「冷凍とはわからない」「高級レストランの味」と評判。マツコ・デラックス(44才)や堂本剛(37才)が番組で試食し、その味を絶賛した。さらに、料理上手で知られるモデルの堂珍敦子(38才)もお店に駆けつけすぐに試食、《家庭では真似できない》とブログに綴っている。
11月末にオープンした東京・表参道の1号店では、予測の3倍を超える売れ行きを記録。
「12月に中目黒店、麻布十番店とオープン予定でしたが、好調すぎて中目黒の開店を1月予定に延期したほどです」(関係者)
12月9日に麻布十番店は無事にオープン。本誌・女性セブン記者も急ぎ向かった──。
入口には開店を待ちわびる人だかり。ピンヒールやサングラスに女優帽、ファーをまとうなどどことなくセレブ感を漂わせている。「冷凍食品のスーパー」というにはお洒落な外観に気後れしながら中に入ると、色鮮やかにラッピングされた冷凍庫がずらり。
カット野菜や肉・魚の切り身から、前菜、グラタン、ラタトゥイユ、鴨のコンフィ、デザートまで揃う。
「ピスタチオやレモンのクリームで飾りつけられた“ミニエクレア”は口コミで人気で、1時間で売り切れてしまいました。4種類のミニパイもサクッとした食感が人気です」(店員)
本場フランスで人気なのは「モアローショコラ」というチョコレートケーキだが、オーブンで17分焼き時間がかかるという。
記者は南仏野菜のグラタンをチョイス(680円=税抜き)。レンジで8分ほどチンすると、濃厚なトマトソースの香りが漂う。スプーンを入れると、ズッキーニやなすなどの野菜がぎっしり。チーズのとろけ具合も冷凍食品とは思えない食べ応えで、大満足だった。
インターネットでの販売もスタートしており、店舗に行けない人も購入可。お値段は、1品だいたい430~3200円とややお高めだが、クリスマスのこの季節に本格的なフレンチを楽しめるのであれば、嬉しい価格かも。
※女性セブン2017年1月1日号