2014年2月に公開され、興行収入21.9億円を記録した超ハイテンションムービー『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』がガツンとスケールアップして帰ってくる──。新作『土竜の唄 香港狂騒曲』(12月23日公開)のお披露目を前に、主演の生田斗真(32才)は“玲二”の再演について、興奮ぎみに語る。
「このド派手なスーツに袖を通して、髪を金髪のオールバックにしたらスッと玲二に戻れるんだなって。撮影中は毎日がお祭り状態のクライマックスで、アドレナリンが出まくって眠れないほどギンギンでした!」
堤真一、仲里依紗、上地雄輔、岩城滉一など前作からの豪華キャストに加えて、今回は瑛太、本田翼、古田新太、菜々緒などヤバい新キャラも参戦。虎まで登場して、前作以上にド派手なアクションが繰り広げられる。
「玲二は潜入捜査官なのに暴力団の若頭になってしまい、今回はチャイニーズマフィアを相手に香港で暴れまくります。大きな立場に就き、さまざまな死闘を繰り広げる玲二の“成り上がった感”を出すために、パート1と同じ色の赤いスーツに刺繍を入れてバージョンアップ。とはいえ、マッパ(真っ裸)で股間に新聞紙のお約束のシーンも健在なので、『今日も衣装がないのか』みたいな日も多くて。逆に服を着ているシーンがはずかしい、くらいな(笑い)。裸のシーンでも強くなった玲二を出したいと思って、ジムでトレーニングしてカラダを鍛えました」
他にも白目をむく“顔芸”など、さまざまに体を張った今作。
「脚本を読んで、“ここで気絶したような白目をむいたら面白いな”って、自宅で練習をしました。でも白目だと鏡がみられないからケータイで写真を撮って“もうちょっと白目の部分が多いほうがいいな”なんて(笑い)。2~3回、テイクを重ねて研究したんです。画像は即、消去しましたけどね。あはは」
白目だってエンジン全開。玲二同様、生田自身も「一生懸命やること」をモットーとする。
「一生懸命向かうものがあれば生活が彩られる。ぼくにとって今の一番はやっぱり仕事。好きな俳優の仕事をやらせてもらっているので、そこに対しては一生懸命に真摯でいたいんです」
公開は23日と、ちょうどクリスマスシーズンにあたる。
「クリスマスにほしいものは防音の部屋! 近所迷惑を考えずに、爆音で好きな音楽を聴きたいですね。最近は山下達郎さんをよく聴いています。あのすばらしいギターの旋律を、思い切り楽しめたら幸せだなぁ。クリスマスは街のイルミネーションがきれいだし、みんながハッピーな気分で浮かれている感じがすごく好き。寒くても街へ出て、あの雰囲気を味わいたいです。サンタのコスプレとかはしないかな。今回映画でチャイナドレスを着てハイヒールを履きましたが、動きづらくてもう大変(苦笑)。女性のみなさんのご苦労がわかりました!」
※女性セブン2017年1月1日号