2016年も『NEWSポストセブン』では数多くの記事を紹介し続けてきた。その中から編集部が、ネットで反響の大きかった記事を中心に、巷の重大ニュースとは、ひと味違う2016年の「重大ニュース」を厳選した。
ここでは【国際情報】編ベスト10を紹介。トップ3の記事については、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が解説する。(以下「」内は中川氏のコメント)
●国際情報編1~3位
【1位】
■韓国の反日トッポギ店「グッバイ安倍」が閉店していた(7月)
「もう、タイトルだけ見ると何が何やら…といった状況なのですが、ネットでウケたのは『グッバイ安倍』という韓国人のネーミングセンスと、『反日』と『トッポギ店』の組み合わせです。もし、日本に嫌韓たこ焼き屋があったとして、『グッバイ朴槿恵』という名前をつけるかといったら多分つけない。そのぐらい朴氏の名前は集客に使えないということでしょう。それにしてもせっかくいい名前だと思ってつけたのに店が潰れてしまって残念ですね(棒)」
【2位】
「ジャーナリスト・宮下洋一氏によるシリーズ。とにかく世界中を周り、安楽死をした人の家族や、安楽死を迎える直前の当人から話を聞いていきます。時に敬遠されるも、『死』と向かい合う人々を宮下氏が冷静な視線でリポートしていく様は、毎回引き込まれます。長いですが、必読です。超高齢化社会である日本も、安楽死を求め海外へ行く人が出ているといいます。果たして人間の尊厳を考えた場合、我々はどういった選択を取るべきか、ということを考えさせられます」
【3位】
■鳩山由紀夫氏が重慶爆撃を謝罪 中国人も「さすが宇宙人」(11月)
「かねてより『ポッポ』とバカにされては、『こんなのでも東大行けるんだ』などと言われる同氏ですが、韓国で土下座をしたりするなど、政界引退後も目立つ活動をしています。今回もなぜか自ら進んで謝りに行ったわけですが、これにはさすがの中国人も仰天するという意外な展開に。ヤフーのコメント欄は、鳩山氏に対する罵倒と嘲笑だらけになりました」
●以下、4~10位
■水原希子 天安門中指写真に「いいね!」で謝罪の背景(7月)
■トランプ勝利を予測していた高須院長「日本が偉大になる!」(11月)
■北朝鮮を戦争なしで崩壊させる秘策は日本の難民受け入れ宣言(3月)
■中国の抗日ドラマで『リング』の貞子が中国共産党に入党(7月)
■トランプ氏 ファースト・レディーに疑問出る妻と最強の娘(11月)