芸能生活40周年を迎えてますます精力的に活躍するタモリ(71才)。『ブラタモリ』(NHK)をはじめレギュラー3本を抱え、年末の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)ではビストロスマップ最後のゲストとして登場。その他、4時間生放送の『ミュージックステーションスーパーライブ』(テレビ朝日系)の司会もこなし、『NHK紅白歌合戦』には33年ぶりにスペシャルゲストとして登場する予定だ。
「紅白は2015年もオファーがありましたが、ゆっくり旅行したいという理由で断った。2016年は夏前から猛烈なプッシュを受け出演を決めた。タモリさんが登場するというだけで、SMAPの5人が紅白に出るのではないかという話になる。なにも語らないのにこれだけ影響力を持っている人もいませんよ」(テレビ局関係者)
浮き沈みの激しい芸能界で40年安定した地位を築きあげたのもタモリならでは。自身の哲学に「反省しない」「主張しない」「夢はいらない」という言葉があるという。
年末特番の『オールナイトニッポン』(12月30日放送)のパーソナリティーにも2年連続でタモリが起用。
「タモリと2016年」をテーマにデビュー当時の思い出や1年の出来事を振り返ったという。「顔に特徴がないから」サングラスをかけるようになったことや、サングラスをかけたままNHKに出ることに批判を受けた際、永六輔さん(享年83)から「タモリはサングラスをかけているからいいんだ」とかばわれたエピソードなどを明かした。
「2016年もっとも印象的だった芸能ニュースは?」と聞かれると、「本当に芸能ニュースに興味がなくて全然知らないんだよなぁ」と一言。SMAPに触れることはなかった。
東京・目黒にあるタモリの自宅にはいつも人が集まっている。青いタイルがちりばめられた外壁はクルーザーを思わせる豪邸。
草なぎ剛(42才)は毎年、タモリの自宅で年末年始を過ごしている。2017年のお正月もその予定。それもタモリだからこそ、なのだろう。
※女性セブン2017年1月5・12日号