1年の汚れは1日にして落ちず。大掃除の前に、1か所10分の“まめそうじ”で下準備をしておきたい。今回は、家の顔・玄関そうじのワザをご紹介。
「衣類のほこりや靴底の汚れ、扉の開閉で外の砂ぼこりが入ってくるなど、玄関は汚れがたまりやすい場所。ここのそうじも、“上から下へ”&“乾いたほこり汚れは乾いた状態で取る”という基本をふまえて行いましょう。まずは、ハケブラシで扉枠の上、サイド、扉面の表裏の順に、ほこりを払います。特に砂ぼこりのたまる扉枠は丁寧に」とは、日本ハウスクリーニング協会理事の高橋敬子さん(「」内、以下同)。
次に、床に落ちたほこりが舞わないように掃除機で吸い取る。ノズルが汚れるのが嫌な場合は、トイレットペーパーの芯で代用するのがおすすめ。
「仕上げは扉と床を拭きます。扉は、水拭き後にから拭き。床は、水拭きできる材質なら水拭き、水気が気になるようならばから拭きを。最後にドアノブやドアガードなどの金属部分を磨いて光らせると、よりきれいに見えます」
チャイム、ポスト、外灯などのほこり汚れには、静電気でほこりを吸着するポリプロピレン製のはたきが便利だ。
注:手荒れや汚れが気になる場合は、ゴム手袋の使用がおすすめです。
※女性セブン2017年1月5・12日号