イメージとは違う!? 意外な県民性が明らかになった。平成28年の厚生労働省調べで、島根県は100才以上の高齢者(平成28年9月1日時点)が、人口10万人あたり96.25人。2位の高知87.93人には大差をつけての1位となった。ちなみにワーストの埼玉30.97人に比べ、その差は3倍以上にも。
「県では100才を超えてなお、お元気なかたがたを表彰しています。その時お会いするかたがたが、一人暮らしして身の回りのことを全部しているとか、階段上っているとか、買い物にひとりででかけるとか、地域のボランティアに参加するとか、本当にお元気で(笑い)。土地柄、山間地域が多いので、農業とか、ちょっとした畑をされているかたが多くいらっしゃるんですよね。だから足腰が鍛えられているのかもしれません」(島根県高齢者福祉課)
また、猛暑が続いた2013年7月。全国2万人の体感データを分析した結果、最高気温34.7度の愛媛が、夏バテランキング1位となった。調査をしたウェザーニューズによると「夏バテは気温だけでなく、生活スタイルも影響している」というが…。
「愛媛の名産って、“たこめし”とか“鯛そうめん”とか、あっさりしたものばかりなんです。お肉もあんまり食べないし。どうりでバテるわけです」(愛媛県出身)
そして、ポーラの『美肌県グランプリ2016』では、広島県が、昨年の8位からジャンプアップして1位に。もともと広島は“東北並み”に寒さの厳しい土地だが、2015年は暖冬で「肌の冷え」や「乾燥」などのダメージが抑えられたことと、春~夏にかけての降水量が例年より多かったことで紫外線の影響も軽減できたという。たしかに、同県出身の綾瀬はるか(31才)は、あの美肌!
「広島は牡蠣だけじゃなく、いわしをよく食べるんです。いわしにはコエンザイムQ10とかビタミンB群とか、肌にいい栄養素がたっぷり。それにレモンでビタミンCも日常的に摂取しているのも効果的なのかも」(広島県民)
一方、昨年まで4連覇を達成していた島根県は、今年はわずか0.3ポイント差で2位に。1位を奪われた率直な感想を尋ねると、笑いながらこう答えてくれた。
「多角的な分析から今回広島県さんが上位になったということで、島根のクオリティが下がったわけではないので…(笑い)。ただ再び1位になれたらという思いはありますね。先日、行われた『温泉総選挙2016』では、玉造温泉が“うる肌部門”で1位に選ばれました。これからも島根ならではの美肌を生かした街づくりに取り組んでいくつもりです」(島根県観光振興課)
※女性セブン2017年1月5・12日号