芸能

岡田奈々、アイドル時代は「ハワイ日帰り撮影もありました」

岡田奈々がアイドル時代を振り返る

「俺達の青春のアイドル」岡田奈々(57)。その軌跡を本人の証言とともに振り返る。

 山口百恵や桜田淳子の人気が爆発し、アイドルブームが巻き起こっていた1974年、岐阜市内の女子高に通う岡田は通学路にあったレコード店でスカウトされた。

「新人歌手の方がキャンペーンで来ていて、その事務所の方に声を掛けられました。最初は、全く知らない世界への不安もあり戸惑っていたのですが、とりあえず東京に芸能界見学に行くことになったんです。そこでドラマの撮影現場や、渋谷公会堂で生放送していた『紅白歌のベストテン』で山口百恵さんが歌っている姿を見せていただいたりしているうちに、徐々に興味を持つようになりました」(岡田・以下「」内同)

 そして上京。1975年、“花の微笑み”というキャッチフレーズを引っ提げて『ひとりごと』で歌手デビューし、FNS音楽祭の優秀新人賞を獲得。毎週のように雑誌のグラビアや表紙を飾り、同年に日本雑誌協会選出の『ゴールデン・アロー賞』のグラフ賞も受賞した。当時、グラビアを飾ったビキニ写真について、こう振り返る。

「当時は撮影が多く、ハワイに日帰りで行くこともありました。学生時代に水泳部だったので水着に抵抗はありませんでしたね。むしろ、いろんな種類の水着を着られて嬉しかった。子供だったんです」

 1975~1976年の大ヒット青春ドラマ『俺たちの旅』で演じた、田中健の妹役も岡田の人気を後押しした。ツインテールと大きな瞳が生む無邪気で愛くるしい表情が若者を魅了し、劇中歌となった『青春の坂道』もヒット。順風満帆な芸能生活を歩んでいるように見えたが、20歳を迎えた1979年に「今後は女優一本で行きます」と宣言した。

「歌は本当に大好きで、特に松本隆さんの歌詞が好きでした。今の季節だと『冬便り』とか。だけど次第に大人の内容の歌詞を歌うように求められていき、自分自身とギャップが出てきて、歌いこなせないと感じたんです」

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン