東京・青山の骨董通りの輸入インテリアショップ。クリスマス目前ということもあってか、店内にはサンタなどのクリスマス雑貨が数多く飾られていた。
買い物客でごった返す店内に、大きなマスクで顔を隠したショートカットのエキゾチック美女の姿があった。昨年最も世間を騒がせた女性のひとりであるベッキー(32)だ。大事な人へのプレゼントを選んでいるのだろうか、一点一点手に取っては真剣に商品を眺めていた。店を出る時も買い物袋を片手にルンルンと軽快な足どり。クリスマスの準備を満喫しているように、記者の目には映った。
昨年1月に発覚した“ゲス不倫”から1年、ようやく彼女は新たなステップを踏み出そうとしている。
〈ほんとにマイナスからのスタートなんですけど、頑張っていきたい〉
女性ファッション誌『with』(2月号)の「ベッキーwith独占1万字インタビュー」と題された記事には、騒動当時の心境や支えとなった人たちやファンへの感謝の思い、今後についてなどが赤裸々に綴られていた。
目に止まったのが恋愛に関する記述である。〈応援される恋愛がしたい〉と語り、新たな恋への決意を明らかにしたのだ。
〈当分恋愛しません!とも言いません。ただ、私と恋愛した時点で相手には絶対迷惑かけちゃうから、そこが怖い。私の過去も受け入れてくれて、それでも好きになってくれる人がいたらいいなと思います〉
このコメントを聞いて、改めて冒頭のインテリアショップでのベッキーのルンルンぶりを思い出すと──。もしやすでに“新恋人”がいるのでは、と勘ぐりたくなってしまう。ベッキーの所属事務所に話を聞いた。
「何を購入したかにつきましては、プライベートなことなのでお答えできません。新恋人? 現在はいません」
と新恋人の存在は否定。だが、仕事は徐々に増えているようだ。
「CMも決まり、1月からは北海道ローカルの新番組もスタートします。4月からは東京キー局の新番組も始まるそうです」(ワイドショー芸能デスク)
2017年はベッキーにとって“逆襲”の年となるのか──。
※週刊ポスト2017年1月13・20日号