“二刀流”で北海道日本ハムファイターズを日本一へと導き、2016年のプロ野球界を席巻した大谷翔平(22)。球団は来オフのポスティングによるメジャー移籍を容認しており、今年が日本での“見納め”となるかもしれない。
メジャーの新労使協定によって大幅な年俸ダウンも懸念されているが、大谷自身は「お金じゃない」と意に介さず、大きな障害にはならなさそうだ。
勝負の2017年、大谷はどんな活躍を見せるのか。日本初のメジャーリーガーで野球評論家の村上雅則氏がいう。
「翌オフのポスティング移籍が濃厚となった選手は、そのシーズンに大活躍するケースが多い。田中将大(当時、楽天)は24勝0敗という驚異的な数字を残し、前田健太(当時、広島)も15勝8敗と好成績だった。大谷もメジャー移籍という高い目標ができたので、2016年以上の成績を残す可能性が高い」
メジャー移籍が現実のものとなってくると気がかりなのが、アメリカでの健康管理だ。食生活や言語など生活環境が激変するため、“ひとり身”では心許ないだろう。
メジャー挑戦の“先輩”たちの例を見れば、田中の妻・里田まい(32)は「アスリートフードマイスター」という資格を取得し、夫の食生活を支えている。前田の妻・成嶋早穂(31)はフェリス女学院大学英文学科卒の才女。得意の英会話で夫の渡米後の生活をサポートした。伴侶のサポートはメジャーでの成功を大きく左右する。
これまで大谷には、2016年10月に『女性セブン』が報じた9歳年上の某地方テレビ局レポーターとの恋の噂があった。
「ニュースからバラエティ番組まで幅広く担当する高島彩似の清楚な美人です。2人は知人を介した飲み会で知り合い、遠征先で待ち合わせてデートしていた。大谷の遠征先で彼の試合を観戦している姿が何度か目撃されています。だが、あくまで“友人”で交際までには発展していないようだ」(スポーツ紙記者)
いまのところ、この女性が最有力候補か。大谷の父・徹さんに“嫁取り”について直撃してみると、
「今年はWBCもありますし、本人は野球に専念したいという思いが強いようです。プロスポーツ大賞を受賞して自動車をいただきましたが、野球漬けで免許を取る時間もなかったほど。嫁取り? それは本人のことですから私からはお答えできません」
明言を避けた徹さんだが、これだけ活躍してもなお真摯に野球に取り組んでいる息子を信頼しきっている様子がうかがえた。
球界の至宝は一体誰を選ぶのか。今年は野球の成績以上に“嫁取り”から目が離せません!
撮影■山崎力夫
※週刊ポスト2017年1月13・20日号