年が明けて、ますます寒さがつのる今日この頃。おせちやおもちも食べ飽きて、温かいシチューが食べたくなってくる。さて、どう食べる?
昨年末、牛丼チェーンの「松屋」で期間限定メニュー『鶏と白菜のクリームシチュー定食』が発売された(近々終売予定)。白いシチューにパンではなくご飯を合わせたこのメニューに、ネットやテレビで賛否両論が飛び交う大論争に発展したが、年をまたいでも、「クリームシチューとご飯って、ありえない! クリームとお米は絶対合わない」「いやいや、ドリアやリゾットと一緒でしょ!」 などと「アリ」か「ナシ」か、いまだ白熱中なのだ。
しかし「論争が起きたこと自体、驚きました」と松屋フーズの広報担当はどこ吹く風。
「もともと、松屋はご飯ありきのお店。だから、開発する時も特に『ナシ』という人はいませんでした。ただ、ご飯と合わせた時においしく食べられるよう、味付けにしょうゆを使ったり工夫しているんですよ」(広報担当)
シチューの恋しいこの寒さで火がついた「アリナシ論争」は、同じく冬の大定番「おでん」にも飛び火。つまり、おでんをご飯のおかずとして食べるのかそうでないのか。また「シチューにご飯」という組み合わせから、「ラーメンにご飯を浸して食べるか否か」の論争まで巻き起こっている。
ウチでは当たり前のことが、お隣さんの食卓では非ジョーシキ。食卓を巡る男女400人の「アリナシ」大調査からはそんな現実が浮き彫りになりました!
【結果】
アリ派:62.2%
ナシ派:37.8%
アリ派からはこのような意見が。
「おかずとして食べたいから、コンソメを入れたりしてご飯と合うような味付けに調整する」(40代男性)
「食べ盛りの子供3人がいるので、パンよりご飯のほうが安く済む。いわばカレーライスのようなものですね」(30代女性)
テレビ朝日の宇賀なつみアナ(30才)は『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、「パンもいいけど、ご飯と合わせるとまた違ったおいしさがある」とあくまで中立を貫いた。
※女性セブン2017年1月19日号