しばしば話題になるのが、「○○をおかずに、ご飯が食べられるか」という問題だ。昨年末には牛丼チェーンの松屋が『鶏と白菜のクリームシチュー定食』を発売し、「シチューにご飯」はアリかナシかで大きな論争となった。
そこで、男女400人を対象に、おかずアリナシに関するアンケート調査を実施。日本の食の今を調べてみた。
まず、関西人であれば当たり前だという「お好み焼き定食」。お好み焼きは「主食」か、それとも「おかず」かを調査したところ、「主食」だという回答が79.5%、「おかず」派が20.5%となった。
【お好み焼きは主食派の意見】
「そんなに食べきれないし、そもそもカロリーがものすごいじゃないですか」(40代女性)
「お好み焼きって小麦粉を使っているし、パンみたいな扱いなんです。パンをおかずにご飯を食べるのは変ですよね?」(60代男性)
【お好み焼きはおかず派の意見】
「私の中でお好み焼きは、小麦粉だけじゃなくお肉、キャベツ、ねぎ、卵が入ってソースをかけるから、コロッケと一緒です。奈良の実家ではみんなそうやって食べますよ。でも、埼玉出身の夫には、“絶対ありえない”って言われます(笑い)」(30代女性)
もうひとつ、主食かおかずかで論争となっているのが冬の定番「おでん」。アンケートでは「主食派」が20%、「おかず派」が80%と、ご飯と一緒に食べられるという人が多数派となっている。
【おでんは主食派の意見】
「練り物、もち巾着も入っているから、おでんだけで充分。逆に、ちくわなどの練り物と米は合わないと思います」(40代女性)
【おでんはおかず派の意見】
「牛すじとか卵とか、ご飯と食べたらおいしいものがたくさん入っている」(60代女性)
「煮詰まってきたおでんの汁をご飯にかけて食べるのが最高」(30代男性)
また、ラーメンにご飯を入れるかどうかを調べたところ、「入れる」が49.8%、「入れない」が50.2%となった。
一方、大晦日といえば年越し蕎麦。大晦日の夕飯は「お蕎麦だけ」なのか、それとも「お蕎麦+α」なのかを調査したところ、「お蕎麦だけ」が64%、「お蕎麦+α」が36%だった。
※女性セブン2017年1月19日号