2016年は3枚のシングルCDを発売、12月14日にリリースされた3枚目の『抱きしめたい/ボクノネガイゴト』が、オリコンの週間CDシングルランキング第2位に輝き、年末に韓国で行われた『2016 SBS 演技大賞』では、主演ドラマ『テバク』で最優秀演技賞に輝いたチャン・グンソク(29才)。
ロックグラスを傾けながら、肩の力を抜いた本音トークを聞いちゃいました!
「友達とバーで飲むときはいつもコレ。病院の消毒液のにおいがするんだけどね」と笑いながら、スコットランドのウイスキー『LAPHROAIG(ラフロイグ)』をオンザロックで楽しむグンソク。そこにはかつてのやんちゃな“オレ様・グンちゃん”の姿はなく、成熟した一人の大人の男がいた。
――子役時代からの芸歴はすでに25年。長い芸能生活の中で、変わったこと、変わらないことは?
「変わらず同じことは、仕事をするときは遊びながらするってこと。やらなきゃいけないことより、やりたいことを大切に。子供の時から、『この役は絶対やりたい』という時は、やれることは全部頑張ったし、キャラクターの勉強も徹底的にやりました。
変わったことは…あ、エゴサーチ(自身をネットで検索すること)を全然しなくなった(笑い)。みんながチャン・グンソクにどういうイメージを持っているのか、いつも気になってたんだけど、今は俳優、歌手として、それはぼくが作ること。ぼくがぼくの姿を見て、後悔しないとか自信があるんだったら、そのほうが大事じゃないかなって気づいたんです」
新曲『ボクノネガイゴト』の歌詞には、『会えないときでも 君は君らしく毎日を過ごしてる』という意味深い1節がある。
「好きな女性のタイプでもあるのですが、会えなくても心はいつも同じ。たとえばぼくが韓国に住んでいて、彼女が日本に住んでいたとしたら、同じ空を見ていると想像しながら信じることがいちばんじゃないかなと思います」
撮影■小林ばく
※女性セブン2017年1月26日号