1月12日、男女混成7人グループ・AAAの伊藤千晃(30)が、結婚、妊娠、卒業の“トリプル報告”をした。突然のおめでた報告にファンはさぞ驚いたことだろうが、業界関係者は、4つ目の事実となる結婚相手の名前に衝撃を受けている。
新聞報道などでは、相手は一般人で〈俳優・浅野忠信似の40代実業家〉などと報じられたが、実は過去に芸能界にも在籍していた“有名人”だった。伊藤の知人が明かす。
「旦那さんは、かつて『雨上がり決死隊』の宮迫博之さんとお笑いコンビを組んでいたAさんです。元芸人だけあってトークが面白く、20歳近い年の差を感じさせない距離感に、伊藤も居心地の良さを感じていました。2人は数年前に知人を介して知り合い、昨年春から交際をスタート。夏頃には半同棲生活を始め、昨年末に妊娠が発覚したことで入籍を決断したそうです」
このA氏、実はただの実業家ではない。高校卒業後、19歳でラーメン店を起業。一方で吉本興業のお笑い芸人養成学校であるNSC(吉本総合芸能学院)に通い、そこで宮迫とコンビを組んでいた。だが、経営の才覚があったA氏は、すぐに芸人を辞めて事業に専念する。ラーメン店に始まった事業は、雑貨の並行輸入や飲食と広げ、水商売の世界で花開く。
「1990年代初頭から、大阪でキャバクラ経営を始め、次々と店舗を拡大。2000年代前半には、関西だけでなく関東、中国、北陸、四国などで約100店舗を運営し、年商300億円もあったそうです。“日本一のキャバクラ王”となったA氏は、そこで止まらなかった。その後、有名グラドルも在籍した芸能事務所、女性向けのアパレルブランドを立ち上げます。
とくにアパレルブランドの売上高は370億円(2014年3月期)にも達し、“アパレルの新星”ともてはやされました。現在、A氏はこれらの事業を手放し、巨額の売却益を得て、悠々自適な生活を送っているようです」(経済ジャーナリスト)
吉本出身者のなかでも“歴代1位の成功者“と言われるA氏と結婚した伊藤もまた、成功者なのかもしれない。