「Mサイズ」と書かれたガラスのワゴンの中には、紫やピンク、緑、黄色と色鮮やかな下着が山のように積まれている。女性たちが次々と手を伸ばす中、あの大女優・かたせ梨乃(59才)の姿も──。
列島に大寒波が押し寄せた1月15日、冬のセールが始まったばかりのとある百貨店は、掘り出し物を探す女性客の熱気に包まれていた。フロアにはワンピースやパジャマなど、セール品がずらりと並ぶ。その“戦場”に、かたせ梨乃がベージュの毛皮のコートに茶色のパンツ、黒のバッグという佇まいで現れた。多くの客で賑わう店内でも、サングラスを頭にのせ堂々と歩いている。
「かたせさんは20年以上ジムに通い、水泳や筋トレを続けています。ジムの後に撮影がある時は、現場にすっぴんで現れることも。でも、いつも肌ツヤがよくて体もきゅっと締まっている。今年60才を迎えるようには見えません」(芸能関係者)
美に抜かりのない彼女がふと立ち止まったのは、冒頭の下着売り場だった。かたせはワゴンに集まる女性の後ろに立ち、上からのぞき込むように下着の山を見つめる。手を伸ばしたのは、大幅割引となっていた純白のショーツ。
「超高級下着『ラ・ペルラ』も見ていましたが、手に取ったのは、人気のブランド『トリンプ』のものでした。ショーツが1000円から、ブラジャーが3000円からと割とリーズナブルです。トリンプは、松田聖子さん(54才)をCMキャラクターに抜てきするなど、50代向けの下着に力をいれていますもんね」(居合わせた50代の客)
結局決めたのは、シルクやレース素材の5枚のショーツ。かたせは頭にのせたサングラスをかけなおすと、“戦利品”を抱えてレジへと向かった。
※女性セブン2017年2月2日号