SMAP解散後初となる木村拓哉(44才)の主演ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)が1月15日にスタートした。
「今回のドラマは外科医役ですが、医療監修の本物のお医者さんが驚くほど、外科医の技術を“マスター”していると評判になっていました。第1話でも手術で手元が映るシーンは多かったですが、あのレベルはそう簡単にできるものではない。昨夏から外科医に直接教えを請うたり、手術の動画を繰り返し見て、徹底的に練習したそうです」(ドラマ関係者)
ライバル役で共演する演技派の浅野忠信(43才)は「少しでも盗めればと思って、すごく観察しています」とベタ褒めだ。
現場では共演者との距離が近い。浅野を“タッド”と呼び、松山ケンイチ(31才)は“ケンケン”。対談をすれば、竹内結子(36才)のことを「女性としてもうひとつ大きく強いものを纏ったんだな」と褒め、敬意を口にする。役作りでも、共演者との関係でも息つく暇のない気遣いの鬼と化しているのだ。
今の状況と自らの将来を考え、超人的な止まらぬ熱情で邁進する木村に、妻の工藤静香(46才)も“援護射撃”を繰り出した。
SMAP解散から1週間後の1月7日にインスタグラムを開設。食卓に並んだ料理、自宅で飼っている愛犬などがアップされ、初めて木村家の日常が垣間見られる内容だ。“夫婦一丸”で全力なのだろう。
そんな中、元SMAPのメンバーの行く末について、事務所のジャニー喜多川社長(85才)が13日、注目の発言をした。
「みんなそれぞれの気持ちに任せます。だけどみんなが出て行くっていうことを前提に話はしてないと思います。そんなやぼっちい人間、タレントじゃないと思う。ぼくは絶対永遠に後押し、バックアップ、応援をしていくつもり」
ところが、その“真意”を巡って、翌14日のスポーツ紙の一面は真っ二つに割れた。サンスポの見出しは《元SMAP全員独立ない》。対して日刊スポーツは《元SMAP4人移籍「任せます」》というものだった。
「ジャニーさんの“任せる”という発言はつまり、木村以外の4人に独立の意志があれば認めるということでしょう」と語るのは、ある芸能関係者だ。
「大手事務所から中小事務所に移籍や独立をしても、なかなかそれまでと同じように多くの仕事をこなすことが難しくなるケースは多いですが、ジャニーさんの“バックアップ発言”で、その心配もなくなった。独立すると、ジャニーズのタレントと共演が困難になるのではないかといわれてきましたが、それもクリアになった。もう自由にしていいよ、ということでしょう。それでもメンバーはまだ悩んでいるみたいですけどね。事務所に残る木村さんと他の4人が共演することも今後あり得るということです」
ドラマの展開も、SMAPの今後も、しばらく目が離せない。
※女性セブン2017年2月2日号