2016年にもっともブレイクしたアーティストといえば、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)に主演し、同作の主題歌『恋』で紅白歌合戦にも出場した星野源(36)だろう。そんな星野源に続き、今年“ポスト星野源”最右翼としてブレイクが目されているのが高橋一生(36)だ。
高橋は、2016年には映画『シン・ゴジラ』に出演、12月にはスペシャルドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』(フジテレビ系)に主演し、その演技にキュンキュンする女子が続出したという。今年に入っても1月17日からスタートしたドラマ『カルテット』(TBS系)でヴィオラ奏者を演じており、さっそく女子たちの熱視線が集まっている。『シン・ゴジラ』から高橋のファンになったという女性Aさん(26歳)は、こう語る。
「『逃げ恥』で星源さんが大人気になったとき、魅力を感じつつも『自分だけは絶対にこのブームに乗っかるまい』と必死で星野さんへの愛を抑圧してきました。ただ、星野さんを好きだと言うことには自意識が邪魔したけど、なぜか高橋さんのことを好きだということは自信を持って言えるんです。
『シン・ゴジラ』は、高橋さん目当てで、劇場で3回観ました。さらに今回の『カルテット』で完全に“沼落ち”(どっぷりとハマること)した状況です。応援し続けたいですが、星野さんのように大ブレイクしてしまったらちょっと悲しいですね」(Aさん)
別の女性Bさん(28歳)は、同じく『カルテット』に出演する松田龍平を目当てでドラマを観始めたが、気づいたら高橋にハマってしまったという。
「『カルテット』を観はじめて、開始数分で高橋さんのキスシーンがあり、『えぇ!?』と声を出して騒いでしまいました。チャラいのに絡みづらいキャラクターに、オタク女子の魂が揺さぶられましたね。さっそくツイッターを開いてみると、すでにオタク仲間の間では高橋さん祭りが起きていて、大勢の女子が悶絶していました。
また、私の“初恋の相手”だったジブリ映画『耳をすませば』の主人公・天沢聖司くんの声優を高橋さんがやっていたことも知りました。今回のドラマ『カルテット』ではヴィオラ奏者を演じているので、このシンクロにも胸が熱くなりましたね」(Bさん)
もともと俳優としてのキャリアが長く、幅広い役柄を演じ分けられることで定評があった高橋一生だが、今年はオタク女子の心も鷲掴みにしていきそうだ。“ポスト星野源”の最右翼として期待が高まる一人だろう。