身近な人間にどうでもいい自慢を繰り返されようものなら、イラッとしてぶん殴りたくなるもの。愛知県に住む縫製工場パートの女性Kさん(62才)は、夫の自慢に辟易だ。Kさんが、告白する。
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ここ数年、夫(68才)の自慢は、箱根駅伝の連勝校卒業ということ。お正月はテレビの前に陣取って、「がんばれー」と、ここまでは私にも理解できるんだけどね。録画したその年のハイライトシーンを何度も見て、次は昨年の録画。それに飽きると、前々年の録画。1月が終わるまで続くんだわ。
黙ってただ見ているなら、文句はないわよ。合間、合間に、耳にタコの昔話をしたり、缶チューハイ片手に校歌を歌ったりで2月まで引っ張るってどう思う?
しかも陸上部でもなんでもなくて、卓球部に半月籍を置いただけ。さすがに3月に入ると静かになるけど、それまでが長いわ。
※女性セブン2017年2月9日号