芸能

青田買い?『グッド!モーニング』の福田成美が初々しすぎる

『グッド!モーニング』注目の新キャスト(公式HPより)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、不倫騒動後も視聴率好調な『グッド!モーニング』の新体制について語る。

 * * *
 不倫報道で『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)の出演を見合わせているのが同局の田中萌アナだ。

 私は当コラムでも別媒体でも彼女のことを絶賛していて、同番組の視聴率アップに「貢献している」とも書いてきただけに、「推していた萌ちゃん、居なくなっちゃいましたね」「もう戻ってこないんですか?」と、まるで萌ちゃんの“身内”であるかのような質問をよく受ける。

 残念ながら「しばらくの間、報道番組は難しいだろう」というのが社内外の見方。大先輩の松尾由美子アナ、フリーの新井恵理那と共に「3姉妹」を売りにしてきただけに本当に惜しい。

 そんな田中萌アナのピンチヒッターとしてまず参加したのは島本真衣アナで、さらに1月4日から“新キャスト”として加入したのが福田成美さん。果たして同番組は「4姉妹」体制になり、視聴率は相変わらず好調。『めざましテレビ』(フジテレビ系)を抜き去って久しい『ZIP!』(日本テレビ系)に勝つ日もしばしばある。

 直近では、1月25日、『ZIP!』にコンマ8差をつけ、10.0%(いずれもビデオリサーチ調べ・関東地区)をはじき出している。

 新キャストの福田成美さんは、95年10月30日生まれで千葉県出身の21歳。青山学院大学経済学部経済学科の現役3年生で、昨年度の「ミス青山」グランプリを獲得している。ネットでは早々から「美人すぎる」と話題を呼んでいたものだ。

「ミス青山」出身者の女子アナといえば、滝川クリステル、森麻季、田中みな実に江藤愛。テレビ朝日にも市川寛子アナ、久冨慶子アナがいる。

 同局の青学大卒でいうことでは、堂真理子アナや小川彩佳アナ、15年入社の紀真耶アナも居るし、『グッド!モーニング』の先輩でセント・フォース所属の新井恵理那も青学大出身である。

 いまのところ、福田さんがセント・フォースに所属したという情報はなく、もしかしてもしかしたら、テレビ朝日が福田さんを“究極の青田買い”をしたことも考えられる。

 というのも、件の堂真理子アナは入社と同時に看板番組の一つである『ミュージック・ステーション』のアシスタントになり話題を呼んだ。実際、昨今のアナウンサーは、各局が有するアナウンススクールに通っている頃から目を付けられ、トントン拍子で採用されるケースが少なくない。

 福田さんもアナウンススクールに通っていたというし、同局のスクールASKであった可能性は極めて高く、「他局に獲られる前にウチで」とテレビ朝日が手を挙げたことは十分に考えられる。

 で、福田さんの喋りというのは、まさに、アナウンススクールに「少し通った」ものなのだ。

関連記事

トピックス

何が彼女を変えてしまったのか(Getty Images)
【広末涼子の歯車を狂わせた“芸能界の欲”】心身ともに疲弊した早大進学騒動、本来の自分ではなかった優等生イメージ、26年連れ添った事務所との別れ…広末ひとりの問題だったのか
週刊ポスト
2023年1月に放送スタートした「ぽかぽか」(オフィシャルサイトより)
フジテレビ『ぽかぽか』人気アイドルの大阪万博ライブが「開催中止」 番組で毎日特集していたのに…“まさか”の事態に現場はショック
NEWSポストセブン
隣の新入生とお話しされる場面も(時事通信フォト)
《悠仁さま入学の直前》筑波大学長が日本とブラジルの友好増進を図る宮中晩餐会に招待されていた 「秋篠宮夫妻との会話はあったのか?」の問いに大学側が否定した事情
週刊ポスト
新調した桜色のスーツをお召しになる雅子さま(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
雅子さま、万博開会式に桜色のスーツでご出席 硫黄島日帰り訪問直後の超過密日程でもにこやかな表情、お召し物はこの日に合わせて新調 
女性セブン
NHKの牛田茉友アナウンサー(HPより)
千葉選挙区に続き…NHKから女性記者・アナ流出で上層部困惑 『日曜討論』牛田茉友アナが国民民主から参院選出馬の情報、“首都決戦”の隠し玉に
NEWSポストセブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(時事通信フォト)
《「心神喪失」の可能性》ファストフード中学生2人殺傷 容疑者は“野に放たれる”のか もし不起訴でも「医療観察精度の対象、入院したら18か月が標準」 弁護士が解説する“その後”
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
週刊ポスト