テレビ局が番組を制作する際、頭を悩ませるのが「キャスティング」だ。つまり、誰と誰を出演させて番組を作るのか、ということである。そんなキャスティングをめぐっては、近年は芸能人たちが自らネタにすることも多くなったため、一般的にも知られるようになったいわゆる「共演NG」の関係も存在する。
1月16日、格闘家の角田信朗(55)が自身のブログで、〈ダウンタウンの番組に全く呼ばれなくなってしまった〉〈ボクがオファーを断ったことに未だご立腹だ、というのです〉と、松本人志(53)に“共演NG”を突き付けられていると告白した。
これに対して松本が『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、「吉本(興業)とか、(ドタキャンされた)日本テレビの問題なんで、共演NGとか、そんなちっちゃい話ではない」と猛反論。かえって2人の溝の深さが露呈する結果となった。
じつは松本は明石家さんま(61)とも微妙な関係と噂されてきた。松本が「あの人(さんま)はオレとまともに絡んでくれない」とテレビで語る通り、事務所の先輩・後輩なのに共演が極端に少ない。
加えて昨年のSMAP解散騒動も思わぬ、余波をもたらした。
「松本が『芸能界の親友は中居』と中居正広(44)との仲を公言しているのに対し、さんまは『俺は木村派や』というほど木村拓哉(44)との親交が深い。
そのため、木村と、中居を中心とするそれ以外のメンバーに分裂した元SMAPの対立が2人の距離を広げるのではと懸念される」(芸能レポーター)
※週刊ポスト2017年2月10日号