芸能界の都市伝説のように語られるのが「共演NG」タレントだ。近年は芸能人たちが自らネタにすることも多くなったため、一般的にも共演NGの関係が知られるようになった。
例えば、明石家さんま(61)は上沼恵美子(61)は犬猿の仲とされていたが、昨年6月18日の『さんまのまんま』(フジテレビ系)の生放送で劇的な共演を果たした。
不仲のきっかけは22年前。スタッフが上沼に配慮して収録を早めたことを知ったさんまに「おかげで寝不足やわ」とイヤミをいわれたことを上沼は根に持っていたとされる。
同番組では上沼がこれを暴露して先制攻撃。さんまは「絶対いうてない! サッカーをみて寝不足だっただけや」と反論。
これを上沼が受け入れて2人の冷戦は終焉した──はずだったが、上沼が「でも、あなたは38歳のとき、ひどいヤツだったよ」と蒸し返し、互いに譲ることなく番組は終了した。
※週刊ポスト2017年2月10日号