国内

唐揚げのレモン論争はコミュニケーションの問題

再燃している唐揚げレモン論争

 大皿に盛ったから揚げを前に声を荒らげる男を、搾り終わったレモン片手にキョトンとした顔で見つめる、別の男と女。そして、どこか物憂げなもうひとりの女…。

 これは、ドラマ『カルテット』(TBS系)のワンシーン。共同生活を送る4人が囲んだ食卓で、おかずのから揚げを前に繰り広げたやりとりを発端に今、「から揚げレモン論争」がまたしても再燃中だ。

 食べ物の恨みは今も昔も恐ろしい。そこで本誌・女性セブンは、男女400人に緊急アンケートを実施。「かける派」も「かけない派」も仲よく大皿をつつき合える正解は果たして…。

 女性セブンでは、男女400人にアンケートを実施したところ、「かける派」(75.2%)で約7割以上と、「かけない派」(24.8%)を大きく上回った。

 さらに、「から揚げについているレモンを勝手にかけられることを許せますか?」という質問に対して、「許せる」は67.7%で、「許せない」は32.3%となった。

 こんな意見がわれているから揚げだが、給食やお弁当、居酒屋や定食の定番メニューとして君臨している。「ビールにもっとも合う料理ランキング」(2015年インターワイヤード調べ)、「好きな冷凍食品ランキング」(2016年at homeVOX調べ)など食べ物に関するランキングで1位を獲得している。

 それゆえに、「から揚げレモン論争」は、どちらにも言い分があり、お互いに譲れない。

 「かけない派は自己申告すべき」と折衷案を出したのは、お笑い芸人・バカリズム(41才)。

「レモンをかけない人の方が少ないから、自己申告制にすべき。寿司店のさび抜きと同じ」と、テレビで持論を展開していた。

「レモンくらいいいでしょ?」

 ドラマの中で搾ってしまったレモンを片手にふてくされる世吹すずめ(満島ひかり・31才)。確かにたかがレモン。しかし、されどレモン、なのだ。彼女に物申したのは家森じゃなく、松たか子(39才)演じるかけない派の巻真紀だった。

「レモンくらいってことは、ないと思います。どうしてかける前に言わなかったんですか?」

関連記事

トピックス

天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン